このブログは、私が手帳に書き続けてきた食事の記録を電子化することを目的としており、レビューや紹介を目的としたものではありません。あくまでも、一個人の日記としてお読みいただくようお願いします。
なお、美味しくなかったお店や思い出に残らない食事の記録は手帳の中に留めています。(自炊した分は心の中に留めています)
注意:このblogを書き始めたのは平成29年6月29日からです。それ以前の日付のものは手帳に書かれた内容をもとに書いたものとなります。
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今日のお昼はお弁当。何だか味の濃いものが無性に食べたくて、こちらのメニューをチョイス。
まずは麻婆豆腐を一口。おお、すげえ、味が濃いぜ。何というか、原液って感じの濃さ。今日は濃い味を求めていたので悪くないけれど、普段だったらここに豆腐足したいくらい味が濃い。でも味は悪くない。スッキリした辛さと後から追いかけてくるシビレ。濃厚な分コクはバッチリで、わりと本格的な香りや妙味を感じる。けっこう美味しいかも。濃いけど。
からあげはいつものやつ。麻婆豆腐と比べると味が薄く感じる……。そういう意味では良い組み合わせではないのかも。からあげに麻婆豆腐かけて美味しいってわけでもないし、麻婆豆腐の味が濃すぎてからあげの味がわからないし……。ほっともっとのからあげ好きなんですけどね、この組み合わせはお弁当としてはいまいちだったかも。
↓前回はこちら。
食べるペースは減ったけれど、やっぱり食べると美味しいですねえ。けれど最近、変わり種ばっかり食べている気がして、ちょっとスタンダードなやつに飢えています(食べりゃええやん、って話ですけどね)。
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15.LAWSON お抹茶カヌレ ¥192(税込) 167kcal
定期的に出るうちカフェの変わり種カヌレ。これは……カヌレの形をした何か、だな。外側はしっとり、中はねっとり。外側にかかっている抹茶チョコはミルク臭い感じがして個人的にはあんまり好きじゃないかなあ。内側の抹茶はスッキリとした甘味と濃厚さが同居していて悪くない感じ。生地の香ばしさは全体に良い影響を与えている。うーん、全体としては、微妙?
16.山崎製パン 生チョコ入りカヌレ ¥139(税込) 143kcal
山崎製パンの生チョコ入りカヌレ。結論から言うと、お菓子としてはけっこう美味しかった。外側はしっとりでカヌレらしさは無し。内側はもっちりした感じがあり、後味の良い生チョコは甘過ぎず生地の香ばしさともマッチしている。カヌレ本来の味わいではないけれど、チョコレートの生菓子としてはお値段以上な気がする。
↓前回はこちら。
買い物に出かけた奥さんが久々に買ってきてくれた。
一般的なのり弁と比べるとお高いけれど、おかずのクオリティを考えれば決して高くはないと思う。
ささみカツはパサつきが無く、ふっくらした食感。カツそのものの味は別にどうって事ないんだけれど、付属のソースがとても美味しい。サラッとしていて、味や香りは強すぎないんだけれどご飯に合う味わいで、個人的にはあんまりソースたっぷりかけるのって好きじゃないんだけれどこれはたっぷりかけたくなる。美味しい。
メンチはスパイシーな香りに肉々しい味わい。後味が臭くなくていい感じ。食べ応えがあるのにあんまり重たくない。美味い。
肉団子は弾力が強く、ソーセージかの如き肉感ある歯応え。味付けは何というか良い意味でとがったところがなく、あえてメインのおかずとして出しゃばらない感じが、お弁当全体のバランスを取っている気がした。5、6個食べたい。
玉子焼きもきんぴらも手作り感があり、普通に美味しい。
中に詰まっているもの1個1個が丁寧に作られている感じがするんだよなあ。
満足。
ちなみに今回知った情報として、事前に連絡しておけば取り置きしておいてくれるらしい。12時過ぎると店頭からはほとんどなくなってしまうので、それは嬉しいサービスだ。
↓前回はこちら。
福浦【尾島商店 福浦直売店】ポークジンジャープレート ¥750+メンチささみカツ海苔弁当 ¥900 - 楽しくなければごはんじゃない
退院後初の通院日。正直、今日の体調はかなり悪い。じゃあ外食をやめるかって? 御冗談を。具合が悪いからこそ、這ってでも美味なるものを求めるのが食いしん坊だ!
今日は娘(4)も一緒だったので、ファミレスにしようということで【オリーブの丘】へ。ここは某イタリアンファミレス以上にリーズナブルに本格的な味わいの色々なメニューが楽しめるので、マジで店舗が増えて欲しい。
まずはカラマリフリット。これは絶対に頼むべき。イカはちょっと小さいけれど、カリップリッとしていて良い感じ。そして何より付いてくるシーズニングがとにかく美味い。旨味も香りも良くて、白米にかけても抜群に美味い。以前、このシーズニングだけを売ってくれないか問い合わせたけれど、売ってくれなかった。残念。
これも必ず頼むメニュー。見た目は小ぶりだけれどギュッと詰まったライスにたっぷりのチーズ。カリカリ食感の衣も良い。トマトソースは旨味たっぷり。美味い。これが2個で¥290。価格破壊かよ。
フリコは滑らかなマッシュポテトにたっぷりのモッツァレラチーズ。クリーミーでマイルドな塩味。変にパンチがないからこそ、モッツァレラをゆったり味わえる。美味い。そしてこれも安い。
これはお義母さんと半分こした真いわしと焼きオレンジのブルスケッタ。二口サイズくらいのブルスケッタの上に、半身の真いわし✕2。つまり1尾分が贅沢に盛り付けられている。かぶりついてみるとカリッと香ばしく焼かれたブルスケッタの食感。真いわしの香りが鼻を抜けたかと思うと、焼いて凝縮されたオレンジの風味が爽やかにまとめ上げていく。そして酸味の飛んだトマトがさりげなく旨味を足してくれている。美味い。オレンジの皮のほのかな苦味もまた良い。値段から想像するようなクオリティじゃないんだよなあ。
ちょっとランチセットも頼んでみようと、奥さんとお義母さんと3人でシェアしたグリルランチセット。チキンの香草パン粉焼きは皮とパン粉のカリカリ食感に、ジューシーでプリッとしたチキンの食感がグッド。香りも良い。下味は控えめ。トマトソースはガーリックの旨味がありつつも臭くない。トマトの酸味も抑えられていて、なるほどライスに合う塩梅だ。悪くない。
ここで何故か前菜に戻り、真いわしのマリネ。いわしの半身✕3。一切れを一口では大きいので、3等分くらいするとちょうど良いかも。臭みはなく爽やかな香り。食感も新鮮な感じ。これでお酒飲みたいなあ。
ラストは明太クリームパスタ。クリームのコクと風味に、明太子の旨味が加わった洋風の仕上がり。海苔や大葉も和風な薬味なのに完全に洋風。なかなか美味しい。安っぽくない。値段は安いのに。
デザートは止めておいた。
いやー満足。美味しかった。
↓前回はこちら。
瀬谷【オリーブの丘 瀬谷店】リゾットイカ墨(ネーロ)¥540+他多数 (値段は全て税別) - 楽しくなければごはんじゃない
今日のお昼はお弁当。前回の期間限定メニューがアタリだったので、今回も期間限定メニューの海老マヨとチキンカツの合い盛り丼をチョイス。
うーん、この「見た目より味」って感じのビジュアル。潔いというかなんというか。
まずは海老マヨから。海老マヨといっても、海老フライにマヨソースがかかっている。味は、濃い、濃くて美味い。海老マヨソースは濃厚で甘味、酸味、塩味のバランスが良く、海老フライに良く合っている。海老そのものの食感は弱め。美味しいじゃん。濃いけど。
チキンカツは、さすがに衣はサクサクでないけれど、身は薄い割にプリッとしていて悪くない。ソースがちょっと少ない気がしたけれど、隣の海老マヨソースが濃いので全体のバランスとしては取れているのかな。
これはご飯普通盛りだとご飯が足りなくなるな。
ご飯大盛りで、おかずとはセパレートの方が良いかも。
↓前回はこちら。
【かつや】(期間限定)かつやのトリプルカツ丼 ¥790(税別)+ご飯大盛 ¥140(税込) - 楽しくなければごはんじゃない
退院した!
ということでまずはお寿司。異論は認めない。
他の回転寿司屋さんでサイドメニューも楽しむのも良いけれど、ここはやっぱりホームグラウンドのぐるめ亭かな。
海鮮丼にするかちょっと悩んだけれど、握りで楽しむことにした。病院食の薄味に慣れた舌には、果たしてどれほど刺激的な味わいだろうか。
5、6分で提供。
寿司だ! 幸せだ!
内容はまぐろ、いか、蒸しえび、日替り白身(ヒラメ)、サーモン、えんがわ、日替り貝(トコブシかな?)、光り物(アジ)、生げそ、いくら、ねぎとろ軍艦、鉄火巻、かっぱ巻、厚焼き玉子。
まずはヒラメ。しっとりとした舌触りに上品な甘味。敏感になった舌の上に旨味が溢れる。泣ける……。美味い。
次はいか。コリコリと柔らかの中間くらいの食感。あっさりスッキリとした味わい。シャリの味を優しく包み込むようで、握りで食べる良さを感じる。
蒸しえびは甘味と旨味がたっぷり。肉厚で水っぽさもない。他所の海老とは全然違う。安っぽくないのはもちろん、豪華すぎない感じが良い。美味しい。
生げそはコリコリ食感。優しい甘味とほのかな苦味が良い。個人的にはぐるめ亭のランチの中の名脇役だと思う。
サーモンはまあまあ厚切りだけれど、脂が強すぎないので重たくない。脂に頼らない甘味と旨味が上品。回転寿司屋でそんなにサーモン食べないけれど、これは本当に美味い。
貝いってみよう。トコブシかなあ。スッと歯が通るけれど食べ応えがある。味や香りにクセはないけれど、じんわりと旨味が広がっていく。美味しい。
ここらで厚焼き玉子もいただく。甘さも辛さもちょうど良く、箸休めに最適。美味しい玉子焼き。
巻物も忘れてはいけない。かっぱ巻は隠れた大好物なので地味に嬉しい。鉄火巻は、うーん、特に良さも悪さもないかな。
えんがわいってみよう。美味しい。まず臭みがない。水っぽさがない。甘味と旨味がある。後味がスッキリしている。えんがわの良いところしか無い。
ねぎとろ軍艦は食べ応え十分。口いっぱいに旨味が広がる。他所のねぎとろが食べられなくなる美味さ。
いくらの軍艦も美味しい。後味が良いんだよ。
そろそろラストスパート。まぐろはまぐろらしい美味しさ。「退院したんだなあ」という実感が高まる。
何となくラストはあじ。臭みがなく爽やかな風味。舌触りも艷やか。美味い。
ちなみにランチサービスのお味噌汁は海老頭。入院中はぬるいお味噌汁しか出てこなかったからさ……泣ける。美味い……。
おすすめメニューの中に骨せんべいを発見。ここの骨せんべいはサクサク軽い食感で香ばしくて最高なんだ。絶対食べるべき。好きで頼むけれど他所だとたまに硬かったり、焦げ臭かったり美味しくないのあるけれど、ここのは本当に理想的な骨せんべい。
ここでは毎回頼んでいるサーモン軍艦。サーモンの切り落としがたっぷり乗って¥130。これがまた美味しいんだよなあ。生姜なのも良い。
穴子も食べるべき一皿。まず甘ダレがめちゃくちゃ美味しいからね。穴子そのものも甘くてふっくらしていて美味い。美味いなあ……。病院の食事、ツラかったんだなあ……。
炙りいわし。表面は炙られて香ばしく、中はしっとりとしていて甘味がある。軽く振られた塩がまた良い感じ。美味い。
いやー、満喫した。
退院おめでとう、私。
↓前回はこちら。
入院3週目。今週でラストです。3週間って、体感ではけっこう長く感じます。余談ですが1日3食しっかり食べて終日横になっていたにもかかわらず、入院初日から1.5kg痩せました。家にいる時よりしっかり食べたのに。やっぱり脂質ですかね。美味しいものは脂肪と糖で出来てますからね、しかたないね。
↓1週目はこちら。
【番外編】入院中のお楽しみ part5の1 2/5~2/11 - 楽しくなければごはんじゃない
↓2週目はこちら。
【番外編】入院中のお楽しみ part5の2 2/12~2/18 - 楽しくなければごはんじゃない
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◆2024年2月19日(月) 朝
・ごはん170g
・牛乳
・ハムと野菜ソテー
・ミニサラダ(サウザンドレッシング)
・味噌汁(玉麩・葱)
・ふりかけ(瀬戸風味)
ミニサラダはキャベツとコーン。でも何でキャベツは茹でてあるんだろう。まあサウザンドレッシングにはマッチしていた。
お味噌汁は玉麩と葱。小葱よりは存在感があって良かったけれど、やっぱりちょっと具が寂しい。
ハムと野菜ソテーは……前の入院の時に確かいまいちだった記憶。何かこう「初めての自炊」みたいな味で。しかし今回は全体として悪くない塩梅。これは「少し慣れてきた自炊」くらいの感じですね。悪くない。
ふりかけは安心の瀬戸風味。
牛乳飲んで、今日も1日が始まる。
◆2024年2月19日(月) 昼
・ごはん170g
・ローストチキン柚子胡椒90g(ピーマン玉葱ソテー添え)
・キャベツソテー
・うの花
キャベツソテーは味全体がぼんやりしていて、決して味が薄いわけではないし美味しくないわけではないけれど、いまいち箸が進まない。良くも悪くもシメジの味が濃い。
付け合せのピーマン玉葱ソテーはさらにぼんやりしている。ただ野菜ソテーの方よりはオイリーな感じがする。
うの花は普通に美味しい。甘辛い味付けがご飯に良く合う。小葱の爽やかな風味もマッチしている。
ローストチキン柚子胡椒は塩味は薄いけれど、柚子胡椒の風味と辛味がそれを補っている。とはいえ物足りない塩梅だなあ。おかずとしてはうの花に完敗。
◆2024年2月19日(月) 夕
・ごはん170g
・魚の甘酢アンカケ(シルバ80g)
・里芋の煮付
・モヤシと胡瓜のナムル
モヤシと胡瓜のナムルはシャキシャキ食感とおだやかな酸味が良い感じ。まあ悪くない。
里芋の煮付はほっとする味。塩梅も悪くない。食感も柔らかくて、普通に美味しい。
魚の甘酢アンカケは、餡の塩梅は悪くないけれど魚の身に味が沁みてないので、ちょっとおかずにするには薄味。この甘酢餡、塩味はかなり薄いけれど酸味と甘味のバランスが良くて、あんまり薄味に感じない。良く出来ている。
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◆2024年2月20日(火) 朝
・ごはん170g
・牛乳
・オムレツとカリフラワーソテー
・白菜のお浸し
・味噌汁(豆腐・葱)
・練り漬物(うめびしお)
お味噌汁は豆腐と葱。そこまでぬるくない。
白菜のお浸しは良い塩梅。
カリフラワーソテーは今回出たソテーされたものの中で一番味がちゃんとしていた。食感も残っている。美味しい。
オムレツは洋風な味わいなので、無理せず単体で美味しくいただいた。
となると、ご飯のお供はうめびしおだけ。大丈夫、持参した味海苔と一緒に美味しくいただいた。
牛乳飲んでごちそうさま。
◆2024年2月20日(火) 昼
・ごはん170g
・魚のクリームソースかけ(タラ)
(人参グラッセ添え)
・ジャガ芋コンソメ煮
・ブロッコリーサラダ(フレンチドレッシング)
今回の入院での最後の治療が終わり病室に戻った14時。完治するような病気じゃないんであれですが、とりあえず入院前よりは多少マシになりました。まあしばらくしたら症状戻っちゃうんですけどね。
ブロッコリーサラダ。ブロッコリーは食感を残していて良い感じ。プチトマトもさっぱりしていて疲れた体に嬉しい。
ジャガ芋コンソメ煮は良い塩梅。ジャガ芋もホクホクしていて美味しい。普通に美味しい。
魚のクリームソースかけは、お昼の時間がズレているため再加熱されているので、正直タラがかたい。クリームソースの塩味は薄いが、コクはあるので食べ応えはある。
◆2024年2月20日(火) 夕
・ごはん170g
・豚と野菜の味噌炒め
・小松菜のごま浸し
・かき玉汁
小松菜のごま浸し。小松菜と人参。ちょっとボリュームが寂しいかしら。悪くない。
かき玉汁は普通に美味しい。そこまでぬるくない。
豚と野菜の味噌炒めは、この病院食の中で一番おかずになるやつ。豚肉、キャベツ、タマネギ、赤ピーマン。味噌ダレはやや薄めの和風回鍋肉って感じの味わい。一味とかかけたい。
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◆2024年2月21日(水) 朝
・ごはん170g
・牛乳
・炒り豆腐
・ホウレン草のお浸し
・味噌汁(玉葱・玉麩)
・鉄ふりかけ(卵)
お味噌汁はタマネギと玉麩。あんまりぬるくない。熱々の汁物が飲みてえなあ。
ホウレン草のお浸しは塩梅も良く、普通に美味しい。
炒り豆腐は……今回入院中のメニューの中で最多、3回目の登場だけれど、前回も今回も何かエグみみたいなのがあるんだよなあ。味自体は悪くないんだけどね。味付けもしっかりしているし、おかずになる。
ふりかけは……卵はなあ、こないだもちょっと甘味が強くていまいちに感じたんだよなあ。また成分見るの忘れてた。のりたまって、美味いんだな。
牛乳飲んでフィニッシュ。
◆2024年2月21日(水) 昼
・ごはん170g
・さばの味噌煮80g
・大根の含め煮
・白菜キュウリゆかり和え
白菜キュウリゆかり和えは、ゆかりの風味とほのかな酸味が良い感じ。塩梅も良い。さっぱりして美味しい。
大根の含め煮は、大根、人参、しいたけ、絹さや。柔らかいけれど柔らかすぎず、良い煮加減。塩梅も悪くない。量もちょうど良い。
さばの味噌煮。味が濃くて普通に美味しい。結局、さばなのよね。さばは裏切らないのよ。
◆2024年2月21日(水) 夕
・ごはん170g
・和風ハンバーグ80g
・南瓜の洋風煮
・レタスとツナのサラダ
退院前、最後の晩餐。
サラダはツナ、レタス、人参。メニューには「キャベツ」って書いてあったけれど、どう見てもレタス。味付けがしっかりしていて美味しい。
南瓜の洋風煮。これめっちゃ美味しい。少しかために煮た南瓜は、素材の甘味に加えて乳製品っぽいコクと旨味を感じる。ほんのりデザートっぽさもありつつ、素朴な味わいでもあり、普通にとっても美味しかった。
和風ハンバーグはおろしだれ。毎度のことながらハンバーグはまあまあ美味しい。みっちり詰まって弾力があり、肉の旨味がありつつ後味が悪くない。とろみのついたおろしだれは、ほんのちょっと苦味があるけれど、全体的には悪くない。
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◆2024年2月22日(木) 朝
・ごはん170g
・牛乳
・イワシのカツオ煮
・和風野菜炒め
・味噌汁(大根・小葱)
・味海苔
退院前最後の食事。味わっていこう。
お味噌汁は大根と小葱。大根は食べ応えがあって嬉しい。
和風野菜炒めは優しい味わい。具はキャベツ、タマネギ、人参、さつま揚げ。野菜の甘味とお出汁の旨味。
イワシのカツオ煮。魚介✕魚介ですね。味が濃くておかずになる。美味しい。ちょっとひんやりしているのがまた、あっさりして良い感じ。
味海苔は……あんまり美味しくないねえ。
牛乳飲んでおしまい。
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そして退院へ……。
全51食。ごちそうさまでした。
↓前回の入院(Part4)はこちら。
入院も2週目に突入。1週目は大きな不満もなく毎食いただく事ができましたが、果たして2週目はいかに……。
なんか全体的に味付けがちょっと濃くなった気がするんだよなあ。ありがたい。
↓1週目はこちら。
【番外編】入院中のお楽しみ part5の1 2/5~2/11 - 楽しくなければごはんじゃない
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◆2024年2月12日(月・祝) 朝
・ごはん170g
・牛乳
・炒り豆腐
・ブロッコリーサラダ トマト
(フレンチドレッシング)
・味噌汁(玉麩・小葱)
・ふりかけ(瀬戸風味)
サラダはブロッコリーとトマト。サラダっちゃサラダだけど、サラダって言っておいて葉物がないとちょっと寂しい。プチトマトは悪くなかったけれど、ブロッコリーは少し味が痩せてる感じだった。個人的にはこれならフレンチドレッシングよりマヨネーズが良かったな。
お味噌汁は玉麩と小葱。いや、玉麩は見た目に可愛いし食感も嫌いじゃないんだけれど、お味噌汁のメイン具材ではないよね……。そしてぬるい。
炒り豆腐は……あれ? 金曜のお昼にも出てたよね。お早い再会で。先日同様、豆腐に人参、タマネギ。塩梅は悪くないんだけど、後味がちょっと悪い。ごま油かなあ、ほんのちょっとだけエグみを感じる。あと、全体的に先日より具が細かいので食べ応えはいまいち。朝食仕様?
ふりかけは普通に嬉しい瀬戸風味。安心安定の三島。
今朝も牛乳でフィニッシュ。
なんか文句が多くなっちゃったけれど、大丈夫、普通に満足。
◆2024年2月12日(月・祝) 昼
・ごはん170g
・焼魚梅風味(ししとうソテー添え)
・ナスのお浸し オカカ
・野菜と大豆煮物
ナスのお浸しは皮を剥いてあるので食べやすい。油を通しているのか、噛みしめるとナスの甘味と旨味が濃厚。塩梅も良く、美味しい。
野菜と大豆煮物は「お豆さん」て言葉が頭をよぎる。大豆と野菜の優しい旨味に甘辛い味付け。味は嫌いじゃないんだけれど、これ食べてる時ってあんまりこう、感情が湧いてこないんですよね……。ハンバーグの付け合せのミックスベジタブルを処理してる時のような……わかります?
メインは焼魚梅風味。梅ソース的なものを表面に塗ってから焼いてるのかな? ソースを摘んで舐めてみると……うーん、梅感薄いなあ。酸味と風味はほとんど無い。ほのかな甘味と旨味を感じる程度。まああくまでも魚に旨味をプラスするためのものなのかも知れない。魚自体はさほどパサつきもなく、それなりに美味しかった。ししとうは確か以前の入院でめっちゃ辛かった事があった気がするけれど、今回は問題なし。
◆2024年2月12日(月・祝) 夕
・ごはん170g
・酢豚
・ゆかり和え
・かき玉汁
かき玉汁はちょっとぬるいけれど玉子はたっぷり入っていて、塩梅も悪くない。もっと飲みたかったな。
ゆかり和えは薄く切った大根がゆかりで和えられている。薄味だけれど気になるほどではないかな。ゆかりの風味であっさり食べられる。箸休めとしては悪くない。
メインは酢豚。そういえば前の入院の時も出た気がする。好きでも嫌いでもないからわざわざお店や家で食べることもなく、ここ何年かで言ったら入院した時しか食べてないかも。なかなか具沢山で大きめの豚肉がゴロッと4つ、人参、タマネギ、ピーマン、タケノコ。豚肉は少しかたいけれど肉々しい味わい。人参はちゃんと油通してるのか、表面と中とで食感に強弱あり、根菜臭さが抜けていてジューシー。タマネギは柔らかすぎず、逆にピーマンはしっかり火が通っている。タケノコはシャキシャキした食感がアクセントになって良い。甘酢あんは甘過ぎず酸っぱ過ぎず、良い塩梅で後味も良い。正直甘酢ってそんなに好きじゃないんだけれど、これは美味しかった。
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◆2024年2月13日(火) 朝
・ごはん170g
・牛乳
・肉団子アンカケ
・ホウレン草お浸し
・味噌汁(豆腐・小葱)
・味海苔
ホウレン草お浸しはしっかりとした塩梅。食感も柔らかいけれどクタり過ぎてはいないかな。
お味噌汁は豆腐と小葱。豆腐は絹ごしのようにツルツルしている割にしっかりめの食感で食べ応えがある。ぬるい。
肉団子アンカケは、味付けは濃い目で悪くない。粘度も高いので良く絡む。ただ肉団子の食感が固くも柔らかくも無いけれど妙に滑らかで……良い例えが思いつかないけれど、少し嫌だな、と思った。味は悪くないです。
味海苔は……こないだは気にならなかったけれど、今日は何だか後味の磯臭さが気になる。薄っぺらくて色も薄いのにね。持参したやつ(これも安いやつ)の方が美味しいな。海苔は高い方が美味しいし、一旦レベル上げるともう戻れなくなるよね……(うちのはそこまで高くないけれどけっこう良いやつ買ってる)。まあ仕方ない。
牛乳飲んでごちそうさま。
◆2024年2月13日(火) 昼
・ごはん170g
・豚と生揚げ炒め
・さつまいもレモン煮 レーズン
・インゲンの胡麻和え
治療から戻って14:30。お昼の軽食はやめたのかな。あれはあれで良かったんだけれど……。
インゲンの胡麻和え。塩梅は悪くない。食感が頼りなさげなのはインゲンとしては物足りないけれど。胡麻がたっぷりなのは嬉しいですね。
豚と生揚げ炒めは豚肉、生揚げ、人参、タマネギ、ピーマン、タケノコ、キクラゲと具沢山。和風の炒め物は和風の炒め物で良いよね。中華や洋食の炒め物は油も食材のひとつのように味わえるけれど、和風の炒め物って油も調味料のひとつって感じの奥ゆかしさ(?)を感じる。塩梅も薄すぎず、食感も様々で美味しかった。
デザートはさつまいもレモン煮。ホクホクした食感のさつまいもはそれ自体の甘味は控えめ。スッキリとした甘味と、レモンのほのかな酸味と香り。けっこう好き。美味しい。レーズンも味に複雑さが増して良し。
◆2024年2月13日(火) 夕
・ごはん170g
・魚のマヨネーズ焼き100g(アスパラ添え)
・もやしソテー
・大根の貝柱和サラダ(和風ドレッシング)
昼食からまだ3時間なので、気分的にはおやつ。
大根の貝柱和サラダは和風ドレッシングをかけていただく。細切りの大根とキュウリは柔らかく、貝柱も柔らかいので全体的に食感が曖昧。和風ドレッシングは野菜に合っていて、貝柱の旨味も加わり、味は悪くなかった。
もやしソテーはもやしの他に人参とシメジが入っている。なんかぼんやりした味だなあ。塩味は感じるけれど、それ以外はほとんど素材の味。ソテーされたことで余計にぼんやりしている。まあ不味くはない。
魚のマヨネーズ焼きは、白身魚の上に刻んだタマネギの入ったマヨネーズソースがたっぷり乗っている。食べてみるとなかなか美味しい。マヨネーズソースは酸味と塩味のバランスが良く、火を入れたことでまろやかな味わいになっている。白身魚もパサついていない。ちゃんとおかずにもなる。あのー、あれだ、フィレオフィッシュ的な味わいですね。
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◆2024年2月14日(水) 朝
・ごはん170g
・牛乳
・温泉卵
・ひじきの煮付
・味噌汁(大根・三葉)
・練り漬物(うめびしお)
まずはお味噌汁。ぬるいけれど大根の時は具が多めなので嬉しい。ぬるいの不満に思っても仕方ないんだけどね。いっそ冷たい方が塩味がたって良い気がする。
うめびしおは爽やかな酸味とフルーティな香りで、白黒な朝食に色を添える。すっかり美味しくいただけるようになりました。
ひじきの煮付は……3人前くらいあるな。ご飯に対してはけっこう多い気がする。交互に食べてだとおかずだけ残りそうだし、全部かけちゃうのもどうかなあ……。枝豆つまみながらどうやって食べるのがベストか考える。結論として、全部ご飯にかけた後に上から温泉卵を落としました。ひじきに温泉卵は初めての組み合わせだったけれど、マイルドな旨味とコクが加わって、思った以上に良い感じだった。何でもかんでも考えなしに温泉卵を乗せるのは否定派だけれど、こうして相乗効果で美味しくなるなら当然オッケー。満足。
牛乳飲んで今日も1日が始まる。
◆2024年2月14日(水) 昼
・ごはん170g
・蒸魚の甘酢アンカケ100g
・蕪の含め煮(牛挽)
・白菜のわさび和え
白菜のわさび和えは辛味はほとんどないものの、わさびの香りが爽やかで良い感じ。白菜はだいぶクタクタだけれどキュウリが食感を補ってくれている。悪くない。
蕪の含め煮は、カブと人参と牛挽き肉。塩梅も悪くなく、牛挽きが食べ応えをプラスしてくれているので、濃い味付けではないけれどおかずになる。美味しい。
蒸魚の甘酢アンカケは、白身魚の上にタマネギとピーマンと細切りのタケノコが入った甘酢餡がかけられている。蒸した白身魚はちょっとパサつきが気になる。甘酢餡は程よい酸味で味付けのバランスは良いものの、塩味と旨味に物足りなさがある。おかずにならなくはないけれど、ご飯が進むって感じではないなあ。素直に持参したふりかけを召喚。
◆2024年2月14日(水) 夕
・ごはん170g
・チキンのアップルソース80g
(カリフラワー・アスパラ添え)
・サラダバレンタイン
・大根のスープ煮
・バレンタインデザート
サラダバレンタインは、まあバレンタイン要素は色味だけだけれど、こういう心遣いが嬉しいですね。キュウリにキャベツにラディッシュ。薄味のイタリアン系(?)のドレッシングがかかっている。キュウリとキャベツは温野菜かなって感じになっていたので、わがままを言えば全体的にフレッシュなままの方が良かったなあ。
大根のスープ煮は大根と人参、タマネギにウインナーの薄切りも入ってポトフみたいな味わい。塩梅は悪くないし出汁もしっかりしていて普通に美味しかった。もうちょいスープ欲しかったな。
チキンのアップルソース。ソースはりんごジャムを洋風の出汁でのばしたような感じ。チキンは柔らかくて優しい甘味がマッチしている。個人的にはお肉にフルーツソースって組み合わせはけっこう好きなんだけれど、ご飯に合うかと言われると違うかなあ。マッシュポテトか、せめてパンが良かったな。アンバランスだけれど、持参したふりかけと味海苔を召喚した。ちなみにアスパラはクタクタ、カリフラワーは量がしょぼい。味はともかく、メインの彩りはもうちょっと欲しかったかな。
最後はデザート。苺のミニロールケーキ。かための生クリームは苺の甘味と酸味がしっかり感じられ、後味もスッキリしていて美味しい。生地とも一体感があって悪くない。満足。
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◆2024年2月15日(木) 朝
・ごはん170g
・牛乳
・木の葉揚の煮付
・白菜ポン酢あえ
・味噌汁(茄子)
・ふりかけ(瀬戸風味)
白菜ポン酢あえ。噛みしめるとポン酢の爽やかな柑橘系の風味と甘味を感じる。酸味は控えめ。塩味は薄いけれどそんなに気にならない。お浸しも美味しいけれど、たまにはポン酢も良いね。美味しい。
お味噌汁は茄子。食感がかためというか、とろとろにはなっていない。個人的には汁物に入っている茄子はとろとろになってる方が好きかなあ。もちろんぬるい。
木の葉揚の煮付は、まず乗っている絹さやがぐずぐずになるほど柔らかくてびっくりした。さっき茄子はとろとろが良いと言ったけれど、絹さやをこんなに柔らかくするやつがありますか。残念。木の葉揚の煮付本体は可もなく不可もなくといった塩梅。おかずとしてはややパンチが弱いかな。単体としては美味しい。
今朝はふりかけがあるので安心。瀬戸風味。
牛乳飲んでごちそうさま。
◆2024年2月15日(木) 昼
・カロリーメイトゼリー(アップル)
・ロールパン(人参)
・飲む野菜と果実
治療から病室に戻ると、お、今日は軽食だ。食べ応えに物足りなさはあるけれど、目先が変わってけっこう嬉しい。たまには朝食パンでも良いのになあ。
◆2024年2月15日(木) 夕
・ごはん170g
・鮭のムニエル80g(人参グラッセ添え)
・マカロニサラダ
・ミネストローネスープ
マカロニサラダはマカロニとツナ、キュウリと人参。味付けはまあまあ普通に美味しい。もうちょい野菜多めだったらもっと嬉しかったなあ。入院中は野菜が食べたい(色んな理由で)。
ミネストローネスープ(「スープ」って書かなくて良くない?)はトマトにベーコン、タマネギ、大豆。トマトの酸味と旨味、甘味が感じられて美味しい。塩梅も悪くない。ミネストローネめっちゃ好きなのよね。熱々飲みたかったなあ。
メインは鮭のムニエル。ソースが付いてきている。そういえば以前入院したときは反抗的に持参した醤油をかけたっけ。今回は素直にソースをかけてみよう。うん、悪くない。ただ鮭はちょっと硬くて、ムニエルと言いつつバターの風味や味わいはほぼゼロ。これなら醤油の方がおかずになるわね。
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◆2024年2月16日(金) 朝
・ごはん170g
・牛乳
・オムレツと野菜ソテー
・ツナサラダ
・味噌汁(豆腐・玉葱)
・あまのり佃煮
お味噌汁は豆腐とタマネギ。タマネギは薄切りだけれど気持ち食感を残している。好みじゃない。けれど具がちゃんと入っているのは嬉しい。
ツナサラダはツナとレタスとキュウリ。けっこう味付けはしっかりしている。悪くない。
オムレツはプリッとしていて洋風なミルキーさを感じる。美味しいんだけれど、個人的にはあんまりご飯には合わないかな。野菜ソテーはキャベツに人参にインゲン。何かあんまり味にまとまりがないように感じた。ごめんね、いまいち。
あまのり佃煮は安心できるご飯のお供。でも、何でだろう、箸がいまいち進まない。ご飯が柔らかめだからかなあ。ご飯粒との絡みが悪いのかも。ふっくら炊かれたご飯が食べてえよう。
牛乳飲んでほっとひといき。
◆2024年2月16日(金) 昼
・ごはん170g
・ヒラスのミリン焼100g(インゲンソテー添え)
・野菜の含め煮(牛モモ)
・もやしの辛子あえ
もやしの辛子あえ。もやしとキュウリはしっかりと水を切られているけれど食感は残している。和辛子の風味が良い。悪くない。
野菜の含め煮は大根、人参、タケノコ、しいたけ、絹さや、そして牛モモ肉がささやかに。妙に皿が熱い。レンチンしたのかな。ほんのちょっと表面の水分が飛んでるような食感(ご飯の方も同様だった)。塩梅は悪くないけれど食感で損してるなあ。牛モモはパサついたのが申し訳程度に小さく1枚だけ。何か色々と惜しいなあ。
ヒラスのミリン焼は甘辛い味付けと胡麻の風味、ほどよく乗った脂の甘味が良い感じ。悪くない。
◆2024年2月16日(金) 夕
・ごはん170g
・チキンカレー60g
・サラダ(マヨネーズ付)
・オレンジ
カレーか……ほとんどこういうこと思わないんだけれど、今日はあんまりカレーの気分じゃなかったな……。まあしゃあない。切り替えて美味しくいただこう。
サラダはレタス、キュウリ、プチトマト、小海老。マヨネーズなのは良いんだけれど、ちょっと野菜に対してマヨネーズが心もとない量だな。レタスはシャキシャキ。小海老はプリプリ。文句はない。
チキンカレーはやや小さく切られたチキンがそこそこの量、ジャガイモと人参がゴロゴロ、タマネギはもうちょっと柔らかくても良かったかな。塩梅は悪くない。もっとスパイシーなのが食べたい。
オレンジはめちゃくちゃ嬉しい。潤う。
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◆2024年2月17日(土) 朝
・ごはん170g
・ジョア
・ひじきサンドのアンカケ
・チンゲン菜お浸し
・味噌汁(麩・小葱)
・鉄ふりかけ(タラコ)
チンゲン菜のお浸しは、これはサラダチキン的なものかな。チンゲン菜と人参とほぐしたチキン。けっこう味付けはしっかりしているので、なんならおかずにならなくもない。さっぱりした味わいと、チンゲン菜の歯応えが良い。
お味噌汁はお麩と小葱。まあほぼ具なしみたいなもんですね。具が少なくても味が濃い目とか熱々とか、なんか他に要素があれば気にならないんだけどね。情報量の少ない味噌汁。
ひじきサンドのアンカケは、豆腐と高野豆腐を合わせたような食感にひじきの風味。かかっている餡は見た目ほどは薄味でない。ご飯が進む感じではないけれど、素朴な味で美味しい。小鉢ですね。
鉄ふりかけはタラコと言いつつほとんどタラコの香りはしないけれど、特に不満のない味わい。今日のご飯は柔らかすぎず、食べやすい。
今朝はジョアでフィニッシュ。甘い。美味い。
◆2024年2月17日(土) 昼
・茹うどん280g
・牛肉60g(七味付)
・めん汁
・みぞれあえ
今日は治療から比較的早めに戻って来られた。土曜のランチは麺類。麺好きだから週1は寂しい。
肉うどんは普通に美味しい。うどんはやわやわだけれど、ぐずぐずではなく、これはこれで好きな感じ。めん汁もそこまで薄くない。甘辛く味付けされた牛肉が全体的な旨味と食べ応えをワンランク上に押し上げてくれている。ネギ、ほうれん草、しいたけといった他の具も嬉しい。そしてカマボコ。最近思うんだけれど、私って自分が思っている以上にカマボコが好きかも知れない。沢山はいらないけれど。嬉しいと言えば七味もめちゃくちゃ嬉しい。七味は持参するかどうかめちゃくちゃ迷って止めたのよね。
みぞれあえは大根おろしとシメジ、ほうれん草が甘酸っぱい味付けで和えられている。これも美味しい。うどんに乗せようか迷ったけれど単体で楽しんだ。
◆2024年2月17日(土) 夕
・ごはん170g
・サゴシ香味焼80g(ししとうソテー添え)
・白菜旨煮
・オクラのシラス和
オクラのシラス和はちょうど良い塩梅。シャキシャキ、ネバネバ、ぷちぷちと食感も楽しい。うちの息子がオクラ大好きなんだよね……(ホームシック)。
白菜旨煮もおかずになる塩梅。白菜、人参、しいたけ、トッピングに絹さや。肉は入っていないけれど、けっこう食べ応えもある。
サゴシ香味焼は焼魚の上に生姜ダレが絡んでいる。けっこうハッキリとした塩味でご飯が進む。魚もパサついていない。
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◆2024年2月18日(日) 朝
・ごはん170g
・牛乳
・三色いなりの煮物
・小松菜の胡麻浸し
・味噌汁(白菜)
・鉄ふりかけ(カツオ)
お味噌汁、ぬるくない。熱々ではないけれどぬるくない。具は白菜でそこそこ入っている。ありがたい。
小松菜の胡麻浸し。胡麻の風味とコクが良い。塩梅も薄くない。おかずにもなる。
三色いなりの煮物は、おあげの中にパンパンに具が詰まっている。ふわふわのすり身ベースに人参や青菜などが入っている。ほんのり黄色みがかっているのは何でだろう。食べるとふんわりじゅわっと旨味が広がる。お出汁の優しい味わいに、具材の甘味や旨味が加わって美味しい。普通に美味しい。おかずにもなる。
ふりかけは特にこれといった印象なし。カツオにハズレはなかろう(過信)。
牛乳飲んでごちそうさま。
◆2024年2月18日(日) 昼
・ごはん170g
・焼豆腐キノコあん
・ごぼうの炒め
・ホウレン草のお浸し
ホウレン草のお浸しは良い塩梅。私、ホウレン草のお浸しでご飯食べるの好きなんですよね……。美味い。
ごぼうの炒め。以前入院した際、ごぼうは何だか妙にスカスカの食感でイヤだった印象。しかし今回は柔らかめではあるもののそんなに悪くない。具はごぼうに人参にコンニャク。甘辛い味付けでご飯も進む。美味しい。
焼豆腐キノコあん。焼豆腐、好物なんですけどね、まあ毎度味が沁みていなくてガッカリするんです。今回は小鉢がおかずになるので、大きな期待はかけず、単体で楽しむことに。味はやっぱり沁みてないけれど、優しいキノコあんと良く合う。これはこれで有り。ランチにしては優しすぎるかもだけれど。
◆2024年2月18日(日) 夕
・ごはん170g
・ハッシュドビーフ
・コンソメ煮
・サラダ(フレンチドレッシング)
サラダはレタス、キュウリ、紫タマネギ、ホワイトアスパラ。ホワイトアスパラって久しぶりに食べた、やわこい。何だかんだいってサラダの葉物は毎回シャキシャキで嬉しい。
コンソメ煮はカブとタマネギかな。柔らかくて、優しい味わい。でも薄くはない。普通に美味しい。彩りのグリーンピースも嬉しい。
ハッシュドビーフは薄切りの牛肉、タマネギ、マッシュルーム、彩りにインゲン。レトルト的と言ってしまえばそれまでかも知れないけれど、牛肉は硬くないし旨味も感じられて、普通に美味しい。ご飯にも合う。日本人ですね。
ご飯がかためか、柔らかめかがかなり重要とわかった1週間だったな。柔らかめが悪いってんじゃないけれど、薄味✕柔らかご飯は箸が進まないとわかった。私はね。
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3週目に続く。
↓前回の入院(Part4)はこちら。
さあ一昨年から数えて今回で5回目の入院が始まりました。初日は雪というまさかの天候からスタート。2024年2月5日に入院して、予定通りなら2、3週間で退院予定ですが果たして……。
(ちなみに料理名と記載順はメニュー表準拠です)
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◆2024年2月5日(月) 昼
・ごはん170g
・赤魚の煮付
・里芋みそダレがけ(絹さや添え)
・もやしのごま和え
記念すべき(?)1食目。こはんは前回の入院から少な目(170g)にしてもらっています。ちなみに窓の外は雪が降っています。
もやしのごま和えはもやし、キュウリ、人参、ツナ。ごまの香りはそんなに強くないけれど、コクは確かに感じる。優しい酸味とシャキシャキした食感が食欲を刺激する。
里芋のみそダレがけは、柔らかすぎず程よい加減の里芋に甘辛いみそダレがたっぷりかけられている。ごま和えを食べたときにも思ったけれど、あんまり薄味に感じないなあ。このまま敏感な舌でいてほしい。
メインの赤魚の煮付は煮汁がないのは寂しいけれど、まあおかずにはなる塩梅。悪くない。
1食目は特にストレス無く食べられた。良かった。
◆2024年2月5日(月) 夕
・ごはん170g
・鶏肉の立田揚げ(いんげん添え)
・きのこソテー
・白菜のゆかり和え
夕食は17:30か……早いな。病棟によってバラつきある。まあしゃあない。
白菜のゆかり和えはさっぱりしていて美味しい。でもちょっと味薄めかな。もうちょっとゆかりあっても良いな。
きのこソテーはエリンギ、しいたけ、しめじ、あとオマケ程度に赤と緑のピーマン。これは、うーん、素材の味がとっても濃いけれど、それだけって感じかな。悪くはないです。
メインの鶏肉の立田揚げはサクサク食感ではないものの、味付けはそれなりにしっかりしていておかずになる。悪くない。添え物のいんげんがしっかり塩味があってちょっと珍しいなって思った。
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◆2024年2月6日(火) 朝
・ごはん170g
・牛乳
・ガンモドキ含め煮
・小松菜なめ茸和え
・味噌汁(大根)
・練り漬物(うめびしお)
2日目の朝。昨夜はまあまあ眠れた。外には雪が積もっています。
小松菜なめ茸和えはあっさりとした味わい。薄味だけれど水っぽくはない。こういうところで、味の薄さは狙ったものなのだと改めて感じる。クタクタの小松菜をなめ茸の食感が補っている。
大根の味噌汁は……ぬるいというか、冷めている。かといって完全に冷めているってほどでもなく、意図のない何だかだらしのない温度だ。残念。大根はけっこうたっぷり入っていた。塩味は薄いけれど出汁感はそれなり。
久しぶりの再会うめびしお。元々うめは苦手だったけれど、すっかり慣れた。酸味と塩味、梅の香りが寝ぼけた体に沁みる。
メインのガンモドキ含め煮はけっこうしっかり味がついていて、ばっちりおかずになる。良いじゃん。
シメは牛乳。入院を繰り返したせいで、すっかり自宅でも朝牛乳を飲むようになってしまった。満腹感が高まりますね。
◆2024年2月6日(火) 昼
・カロリーメイトゼリー アップル
・ロールパン
・ジャム(りんご&マーガリン)
・飲む野菜と果実
3時間ばかし治療を受け、14時過ぎに病室へ戻ってきた。疲れたけれど気持ち悪さはない。と、いうことは、空腹です。時間的な配慮か軽めの食事(とはいえ600kcal弱はありそうだけど)が用意された。これはこれで目先が変わって良いね!
カロリーメイトゼリーは初めて食べた。ちょっとだけ舌触りが悪いけれど、味はただのアップルゼリー。甘さがスッキリしているので食べやすい。
ロールパンは人参が練り込まれているらしくオレンジ色。ありがたい事に温めてくれていたので、ふんわりもっちりした食感が嬉しかった。人参の香りは別にしなかった。素朴な甘みで美味しい。りんご&マーガリンも甘過ぎず良い感じ。
デザート代わりの飲む野菜と果実は、気持ち薄めでやや甘味が前面に出た野菜ジュースという味わい。
食べ終わってから気付いたけれど、全体的にりんご感のあるメニューだったな。でもけっこう満足。
◆2024年2月6日(火) 夕
・ごはん170g
・チキンのトマトソース(ブロッコリー添え)
・サラダ(フレンチドレッシング)
・コンソメスープ
サラダはレタス、キュウリ、赤ピーマン、コーン、ドレッシングはフレンチ。生野菜は素直に嬉しい。
コンソメスープにはシメジ、タマネギ、人参、ハム。熱々ではないけれど、冷めていないだけで嬉しい。味もそんなに薄くない。だけど、何でか、シメジに苦みを感じる。残念。
チキンのトマトソースは鶏肉80gと個人的には少々物足りない。肉にパサつきがないのが救い。トマトソースはトマトの酸味と甘味を感じる。味付けは決して薄くはないし、味も悪くないけれどご飯によく合うかと言われると今ひとつ。今回の入院で初めて、持参した味海苔とふりかけが活躍した。
その夜……過去の自分の入院記事を読み、今がメニューのローテーションの何処にいるのか知る。また同じローテーションなのだろうか。読まずに先のメニューを知らないでいる方が幸せだろうか……。
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◆2024年2月7日(水) 朝
・ごはん170g
・牛乳
・にしんの照り煮
・キャベツのお浸し
・味噌汁(茄子・小葱)
・鉄ふりかけ 卵
ああ、やっぱ同じローテーションだ……。いやいや、気にしない気にしない……。
キャベツのお浸しはまあまあ量があって嬉しい。ほとんどがキャベツで少し人参が混ざっている。食感はちょっと柔らかめだけれど、朝のお腹にはちょうど良いね。
お味噌汁は茄子と小葱。茄子は……ちょっと食感が良くないなあ。火は通っているけれど、食感だけで言うと生に近い感じ。もっととろとろになったのが好きだなあ。
にしんの照り煮。付け合せの大根は以前食べた時に魚臭さがついちゃって微妙だった記憶があるけれど、今回はそんなこともなく、味もしっかり沁みていて美味しかった。食感も悪くない。メインのにしんも臭みはなく、むしろ香ばしくて良い香り。塩梅もほどよく濃い目でご飯に合う。美味しい。
鉄ふりかけ(卵)は……何かちょっとイヤな甘味だなあ。好きくない。何だろう。成分よく見ればよかった。持参した味海苔で誤魔化す。
牛乳飲んでフィニッシュ。
何だろうなあ、前と同じメニューなのに、味が薄いとか物足りないとか、そういう感じがあんまりないなあ。舌が敏感になってるのかしら?
◆2024年2月7日(水) 昼
・ごはん170g
・ポークカレー
・サラダ(マヨネーズ付)
お昼はカレー。一昨年、初めにこの病院でカレー食べた時は味がしなくて衝撃を受けたけれど、その後はそんな事はなく、普通のカレーと私は知っている。
サラダはレタスにキュウリ、ミニトマト、小海老✕5尾。小海老とマヨネーズが良く合う。野菜もシャキシャキだ。
カレーの具は豚肉、タマネギ、人参、じゃがいも。じゃがいもの入ったカレーは普段食べないけれど、たまには悪くない。お肉もそこそこ入っている。食感も煮込みすぎた感じはなくて悪くない。味は気持ち薄めながら甘味もコクもあり、ほのかなスパイシーさも。普通の手作りカレーって感じ。
◆2024年2月7日(水) 夕
・ごはん170g
・麻婆豆腐
・モヤシのナムル
・中華スープ
・フルーツ(桃)
モヤシのナムルは「モヤシの」と言いつつ見た目にほうれん草の存在感が強い。食べてみると酸味のある胡麻和えって感じがする。味は悪くないけれど、料理名は微妙かなーっと。
中華スープの具はワカメと玉麩。中華スープというより、香味に乏しいワカメスープという感じ。これも味は悪くないけれど。ちなみにぬるいです。
麻婆豆腐は、甘味とコクに乏しく辛味もほとんどない。塩味がそれなりなのは救いだけれど、一旦普通に作ってから神経質に油を取り除いたような、そんな味。スパイスの香りは弱いけれど、スパイス由来と思われるほのかなビターさが物悲しい。不味くはないし「こういうもの」と思えばそれなりに美味しい。
フルーツは素直に嬉しい。毎食出して欲しい。
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◆2024年2月8日(木) 朝
・ごはん170g
・牛乳
・さわらの西京焼
・大根サラダ
・味噌汁(麩・小葱)
・味海苔
切り干し大根かと思ったら大根サラダ。和風ドレッシングがしっかりと沁みた茶色いサラダ。味はさっぱりしていて良いんだけれど、サラダと言うのならもう少し素材の味が欲しい。入院食にしては珍しく味が濃くて逆に不満というね。でも悪くなかった。
お味噌汁はほぼ具なしみたいなもの。ぬるいけれどぬるすぎなかったのが救い。味は薄めのインスタントって感じ。
さわらの西京焼は甘味も塩味も十分で、料理名から期待した通りの味といって良いでしょう。しっかりおかずになる。魚系はあんまりハズレがないですね。
味海苔は妙に色が薄いけれど、ごはんのお供としては問題なし。ただね、味海苔は持参してるんでね。
今朝も牛乳飲んでフィニッシュ。
◆2024年2月8日(木) 昼
・カロリーメイトゼリー アップル
・ロールパン
・飲む野菜と果実
今日は治療日。10:30くらいから始めて、病室に戻ったのは14時。さてお昼何かな〜。そうか、お前さんかい……。どうも治療日(火・木・土の予定)は毎回これっぽいな。味の感想は前回と同じなので、特筆することはなし。でもこれはこれでけっこう嬉しかったりもする。既製品の味。
◆2024年2月8日(木) 夕
・ごはん170g
・肉団子きのこアンカケ
・チンゲン菜ソテー
・涼拌茄子(1/2)
・アセロラゼリー
食べ始める前に、メニューを見て信じられない文字を見た。「涼拌茄子1/2」……1/2、だと? 過去の入院時の記事でも書いたと思うけれど、この病院の食事メニューの中で、この涼拌茄子が一番美味しいと思っているんですね、私は。それを、1/2? 2皿来るうちの1皿目って事ですかね、違いますかね? もちろん待っても2皿目が出てくるわけもなく……。何で、こんなことに……。ごはんの量を220gから170gに減らしてもらっているからですかね(220gだとおかずが足りない)? だとしたら……私はなんてことを……。
気を取り直して、チンゲン菜ソテー。あれですね、チンゲン菜って青いとこだけをクタクタになるまで火を入れると、ほぼほうれん草ですね。味は薄いけれど、雑味がなくて悪くない。
そして問題の涼拌茄子。ひやされたナスは柔らかいけれど引き締まった食感。ごま油の香りとコク、ほどよい酢の酸味、しっかりとした塩味、そして噛みしめると口に広がる旨味と甘味。やっぱり美味しいなあ。おかずにもなるし、ビールにも合うだろうなあ。もっと食べたかったなあ。少ない……。おかわり持ってきてくれよう。
メインは肉団子きのこアンカケ。肉団子はみっちりと詰まって柔らかく、ソリッドな感じのない食感。安価なレトルトとかで感じるような臭みやイヤな後味(それはそれで美味しいけれどね)は無し。下味はそれなりにしっかりついている。餡はそんなに薄味じゃないけれど、優しくまとまっている。具はタマネギ、シメジ、えのき、赤ピーマン。ちょっとおかずとして物足りなさは感じる。
アセロラゼリーはひんやりしてて美味しい。
※ちなみに上の感想を書いてから「本当に1/2の量なのか?」と過去記事の写真(22/9/15、22/12/18、23/8/3)を見返してみたところ、どうも毎回同じ量な気がします。では1/2とは……? 「茄子1/2本分」って事? ご飯やメインについては確かにグラム数書いてあったりするけれど、サイドメニューで書いてある事は知ってる限り無かった。これだけわざわざそんなこと書く? 気になった方は過去記事を検索してみて下さい。
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◆2024年2月9日(金) 朝
・ごはん170g
・牛乳
・温泉卵
・小松菜の煮浸
・味噌汁(大根・三葉)
・練り漬物(あまのり佃煮)
なんというか……質素な感じ。温泉卵では誤魔化されないぞ。
お味噌汁は大根と三葉。相変わらずぬるいけれど、大根の時は具が結構入っているの嬉しい。
温泉卵は……前の入院の時にも書いたけれど、そんなに好きじゃないんだよなあ。いや、別に味は全然嫌いじゃないんだけれど、喜ぶほどは好きじゃない。おかずになるわけでもないし。何にでも乗っけて「ほら嬉しいでしょ?」ってしてくる風潮も好きじゃない(チーズにも同じ風潮感じる)。朝食には温泉卵よりゆで卵か生卵のほうが嬉しいな。
メインと思しき小松菜の煮浸は小松菜、人参、お揚げが入っている。味は決して悪くないけれど、おかずにするにはあまりにも薄味過ぎる。
と、なるとごはんのお供はこのあまのり佃煮だけとなる。味は普通の海苔の佃煮。甘じょっぱい。でも到底これだけではごはんを食べきれず、持参したふりかけや味海苔に頼った。
ラストは牛乳。
◆2024年2月9日(金) 昼
・ごはん170g
・ハンバーグ照焼ソース80g(人参甘煮添え)
・炒り豆腐
・酢の物
酢の物はキュウリと大根とカニカマ。酸味はほどよく甘味がある。硬めの食感のカニカマが旨味を足してくれているので、ちょうど良い塩梅。
炒り豆腐は豆腐とタマネギと人参。和風の味付けはしっかりとしていて、出汁感に加えて塩味も甘味もある。普通に美味しい。そしてしっかりおかずになる。
ハンバーグ照焼ソースはなめらかになるまでしっかりと練られた肉がみっちりと詰まっていて、柔らかいのに食べ応えある食感。照焼ソースも病院食らしくないしっかりとした塩梅でこれも普通に美味しい。レトルトっぽい嫌な後味や臭みもなく、満足感の高い一品。付け合せの人参甘煮といんげん(何でかメニューに記載ないけど)も食感も味も悪くない。
朝おかずに困ったのから一転して十分なおかず力(?)あるメニューだった。こんなことなら炒り豆腐は朝食に回してほしかった。
◆2024年2月9日(金) 夕
・ごはん170g
・五目炒飯クリーンパック
・魚の葱ソースかけ80g
・サラダ(チキン)
・黄桃ダイスカット
サラダはほぐしたチキンとキュウリ、人参、キャベツがドレッシングで和えられている。あっさりさっぱりした塩梅で悪くない。
メニューに「ごはん」と「五目炒飯クリーンパック」という風に書かれているけれど、茶碗の中には五目炒飯のみ。つまりは混ぜご飯的な感じなのかしら? 少なくとも炒めていないのは香りからしてわかる。まあね、前の時にも確か書いたけれど、都内でランチ食べ放題みたいな中華屋さんではよくある、炊飯器の中の炒飯みたいな感じのやつです。味は炒飯というより中華風炊き込みご飯って感じ。薄味だけれど悪くはない。
魚の葱ソースかけは、魚こそパサつきが若干気になるものの、中華風の葱ソースは塩味、酸味、甘味、香り、と悪くない塩梅なのでまあまあ美味しい。薄味の炒飯に乗っけるとちょうど良い感じ。
黄桃ダイスカットは「なぜカットした?」と思ったけれど、食感もちゃんとあって悪くなかった。味も濃くて、満足感あり。
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◆2024年2月10日(土) 朝
・ごはん170g
・ジョア
・高野豆腐含め煮
・インゲンの胡麻和え
・味噌汁
・鉄ふりかけ タラコ
お味噌汁は……玉麩が3つだけ。寂しいなあ。そしてぬるい。
インゲンの胡麻和えは食感も良く、味付けも薄くない。普通に美味しいと思います。
高野豆腐の含め煮は、昨日の朝食同様、おかずになるような塩梅じゃない。単体で食べる分には普通に美味しいんだけれどね。美味しいってこととおかずになるってことは別の話よ。
ふりかけはタラコ。先日のふりかけ(たまご)は何かちょっと気になる甘味だったけれど、これは特に問題なし。ただ、目を閉じて食べたらタラコだとは気付かないと思う。まあこれだけじゃおかずが足りないので、持参した味海苔が今回も活躍。
今朝は牛乳じゃなくてジョア。甘い、美味い。
◆2024年2月10日(土) 昼
・中華麺160g
・焼きそば
・彩しゅうまい
・オレンジ
治療から病室に戻った14時過ぎ。また軽食かと思ったら焼きそばでした。まあ軽食っちゃ軽食かも知れないけれど。
今回で(この病院での)入院も4回目。焼きそばも4回目。この焼きそばは毎回薄味で物足りなさがあるんだけれど、今回は今までで一番味がしっかりしていた気がする。やっぱり舌が敏感になっているのかなあ。それとも味付け濃くした? 具は豚肉、キャベツ、人参、ピーマン、青海苔。うん、悪くなかったな。
彩しゅうまいは3色の可愛らしいシュウマイ。見た目や食感は冷凍っぽいけれど、後味は悪くない。黄色はかぼちゃ、緑は多分ほうれん草、赤(白?)は……魚介っぽい感じもする。塩梅はしっかりしていて、醤油などをつけなくても十分。けっこう美味しい。
デザートはオレンジ。フレッシュで嬉しい。
◆2024年2月10日(土) 夕
・ごはん170g
・鯖の七味焼き(アスパラ添え)
・大根の炒め
・ブロッコリーのお浸し
ブロッコリーのお浸しは、メニュー名まったくそのままの味。お浸しとしては食べ応えがあって美味しい。
大根の炒めは歯応えのないきんぴらって感じ。味の濃さも申し分ない。悪くない。
メインは鯖の七味焼き。鯖は脂が乗っていて塩味も十分。七味の辛さは控えめながら良いアクセント。美味しい。ご飯が進む。
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◆2024年2月11日(日) 朝
・ごはん170g
・牛乳
・いわしの梅煮
・切干大根の煮付
・味噌汁(かぶ・ほうれん草)
・味海苔
お味噌汁はかぶとほうれん草。めっちゃぬるいけれど、具が充実しているのは嬉しい。
切干大根の煮付は小鉢の枠に収まりきらずメインのボリュームで登場。味付けはしっかりしていて、ばっちりおかずになる。好き。
いわしの梅煮は、甘辛く煮付けられたいわしに、梅の華やかだけれど強すぎない風味とほのかな酸味が爽やか。梅が得意じゃなくても美味しくいただけるかと。これもご飯がよく進む。
今朝はおかずが充実していたので、味海苔はデザート的に摘んで食べた。これもこれで幸せなことだ。
牛乳でフィニッシュ。良い朝食だった。
◆2024年2月11日(日) 昼
・ごはん170g
・鶏肉のスープ煮(付ボイルブロッコリー)
・野菜ソテー
・サラダ(サウザンドレッシング)
サラダはレタスにキュウリ、コーン、小海老。ドレッシングはサウザンドレッシング。シャキシャキしていて嬉しい。小海老も気分上がる。
野菜ソテーはキャベツと赤ピーマン。ほどよい塩味とキャベツの甘味、ソテーされたことでコクも感じる。悪くない。
鶏肉のスープ煮は鶏肉、じゃがいも、タマネギ、人参、付け合せ扱いのブロッコリー。塩味もきちんとあって、スープも美味しい。具材にもしっかり味が付いてる。鶏肉はパサパサしてない、じゃがいもはほどよく食感を残している、タマネギと人参は柔らかい、ブロッコリーは好き。単体としてはなかなか美味しいけれどおかずとしてはちょっと弱いね。こちらは単体で楽しんで、素直に持参したふりかけに出張ってもらった。
野菜沢山食べられると嬉しい。
◆2024年2月11日(日) 夕
・ごはん170g
・魚の粕漬焼(大根おろし・ハジカミ)
・小松菜の辛子あえ
・生揚と人参の煮物
小松菜の辛子あえはシャキシャキとした歯応えに、ツンと爽やかな和辛子の辛味。塩味も薄くなく、おかずにできるほどの塩梅。美味しい。
生揚と人参の煮物は、薄味だけれどこれをおかずにするってんじゃなければ悪くない味。厚揚げ好きだから嬉しい。
魚の粕漬焼も悪くない塩梅。酒粕の風味と甘味が強く感じられる。大根おろしに持参した醤油をかけ魚に乗せて食べれば、全体的にさっぱりとしつつ元々の旨味もしっかり味わえる。美味しい。魚料理はハズレが少ない。最後はハジカミをかじってスッキリ。ごちそうさまでした。
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2週目に続く。
【番外編】入院中のお楽しみ part5の2 2/12~2/18 - 楽しくなければごはんじゃない
↓前回の入院(Part4)はこちら。
明日からまた入院します!
と、いうことで入院中絶対食べられないお寿司を食べに。子供が喜ぶのでかっぱ寿司です(何でか一番好きみたい)。
まずはカマス炙り。香りは焼き魚っぽいけれど、しっとりとした舌触りはちゃんとお寿司。予想より旨味を感じる。塩が振ってあるので醤油はいらない。けっこう美味しく感じた。
2皿目は大葉サーモンぶつ軍艦。メニューの写真と比べると切れっ端感あるなあ。味は、うーん、まあ見た目通り。
3皿目は赤貝。香りや味は薄いけれど、そこそこ厚みがあってコリコリした食感はいい感じ。臭みもないのでまあまあ悪くない。
これは奥さんと半分こした人気ネタづくし。内容はまぐろ、活〆寒ぶり、サーモン、真いか、えび、つぶ貝。まぐろは特に可もなく不可もなく。活〆寒ぶりは脂が乗っている割には後味はさっぱりしていて、食感は立体的でなかなか悪くない。サーモンは久しぶりに美味しいと思った、けど一貫で充分だな。真いかは薄切りだけれどコリッとしていて、臭みはなかった。えびは、特に感想なし。つぶ貝はコリコリしっとり、クセのない味わい(嫌いじゃないけれどここに入るほど人気なのだろうか)。
仕切り直して4皿目は活〆寒ぶり。人気ネタづくしの方でも食べたね。注文がダブってしまった。
5皿目はあおりいか。一皿に一貫だからどれくらい気合が入ってるものかと思ったけれど、まあ普通に美味しいイカだな、ってくらいかな。悪くはなかった。
6皿目はたまには食べようとうに包みをチョイス。想像より小ぶりな感じ。まあ値段相応の味ではあるけれど、ガッカリするほど悪くはなかった。
7皿目は寒ぶり焦がし醤油炙り。これが今日一番美味しかった。炙りと焦がし醤油の香ばしさ、ほんのりとした温かさ、炙り加減も良くて焼き魚になっておらず、寒ぶりのみずみずしい食感がある。炙ったことで脂の甘味が際立ちつつもあっさりとしていて重たくない。ただ奥さんが食べたのは切り身が薄めで何だか微妙だったらしいので個体差はあるのかも(奥さんがリベンジで頼んだやつは美味しかったらしい)。
先程の炙りが美味しかったので8皿目は炙りとろ〆さばをチョイス。しっかり〆られているけれど炙ったことで酸味が抑えれられて良い塩梅。食感はカチカチでもボロボロでもなくて、思ったより悪くなかった。
9皿目はかっぱ寿司で一番好きなえび天巻。揚げたての衣はサクサクでアツアツ、エビはプリプリ。やっぱり他のお店のえび天より美味しい。でも何となく、いつもよりマヨネーズソースの酸味が強い気がした。その点だけちょっと残念。
最後はどうしようか迷ったけれど、本日のMVPとして寒ぶり焦がし醤油炙りをチョイス。うん、やっぱり美味しいわ、これ。また食べたい。
お腹はまだまだ余裕だったけれど、入院前日にあんまり食べ過ぎちゃ良くないな、とここでフィニッシュ。満足。明日から頑張ろう。
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今日は通院日。お昼はかつやにしようと提案され、テイクアウトすることになった。
お店について何気なくポスターを見ると……何とまあ悪魔的な限定メニュー……。トリプルカツ丼ってカツが3種類かと思ったら、カツ丼に牛丼に親子丼だって? そんなん食べるしかないじゃない。ご飯大盛りでな!
帰宅。さあ早速食べてみよう。写真の技術はおいといて、おおよそメニュー写真通りの見た目なんじゃなかろうか。しかしまあ、すごいメニューだなあ。自分で作るとなると相当な手間だろう。そう考えればめちゃくちゃリーズナブルかも。
まずはカツ丼部分から。うん、まあ悪くないよね、知ってた。昨年食べた時はちょっとパサつきが気になったけれど、今回はふっくらとした食感だった。甘過ぎず、かと言って辛過ぎない塩梅はいい感じ。玉子がちょっと物足りないものの、ロースかつがちゃんと1枚乗っているのでボリューム感とお得感がある。三つ葉の彩りも良い。
次に親子丼部分。あら、けっこう美味しいじゃない。出汁の感じはカツ丼と同様で割と好みの塩梅。玉子が少ないのもカツ丼と同じ。鶏肉はプリプリって感じではないけれど、パサつきはなく、ギュッと詰まったような食感で、肉の味がしっかり感じられる。ごろごろっとそこそこの量お肉が入っていてボリューム感もある。あと、付け合せのカマボコが何気に嬉しかった。
最後に牛丼。これもなかなか美味しい。薄切りの牛肉は脂が抜けて落ち着いた部分と脂のある部分とで食感と旨味のコントラストがある。噛み切れないところは無かった。味付けも牛丼専門店に引けを取らない。紅生姜も酸っぱすぎず牛丼に良く合う。お肉のボリュームも十分だ。
ただのわんぱくメニューかと思ったらなかなかどうして、カツ丼は当たり前だけれど親子丼も牛丼もちゃんと美味しかった。ボリュームについてもしっかり一人前ずつの丼を食べたかのような満足感。また食べたいな、これ。
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今日は奥さんに最近お気に入りの仕出し屋さんでお弁当を買ってきてもらった。12時ちょうどくらいによったところもうほとんど売れてしまっていたらしい。「これが食べたい!」ってのがあるなら11時過ぎにはいかないとダメかも。とりあえず残っていた美味しそうなやつを2つ買ってきてもらって、半分こすることにした。
まずはポークジンジャープレート。野菜の圧がすごい。
ポークジンジャーは大判の薄切り肉が2枚どーんと乗っかっている。味付けはどちらかというと洋風でジンジャーよりペッパーを感じる。生姜は後からふわっと香る感じだけれど、個人的には嫌いじゃない味付け。お肉は薄切りなので食べ応えはないけれど、それなりにボリュームは感じる。お肉の下には大量の玉ねぎ。私は玉ねぎ大好きなので嬉しかったけれど、あんまり好きじゃない人からしたらキツいかもしれない。
サラダ部分はグリーンリーフが大きなままふんわりと盛られているので、切り口から水分が逃げておらずみずみずしい。隠れて見えないけれどマヨネーズのカップが入っている。もしかして自家製だったりするのかなあ、マイルドで美味しい。
ご飯の量はギュッと詰まっているので見た目以上にある。お米がけっこう美味しいんよなあ。満足感が高い。
メンチささみカツ海苔弁当は、ささみカツ✕1本、メンチ✕半個、肉団子✕1個、玉子焼き✕1切れ、きんぴらごぼうというラインナップ。
ささみカツはふっくらとした食感。んー、まあ普通かな。普通に美味しい。
メンチはお肉がギュッと詰まっていて弾力ある食感。スパイシーな味付けで香りも良い。美味しい。
肉団子も詰まった肉感。和風の味付けでご飯によく合う。タレがベタベタびしゃびしゃしていないのが良い。
玉子焼きときんぴらごぼうもちゃんと美味しい。
満足。やっぱりここのお弁当好きだな。
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先日、記事にはしなかったけれど久しぶりにマックのてりやきバーガーを食べた。と、いうのもマック値上げのニュースが大量に目に入ってきた為、無性に食べたくなったからだ。
その時、マックについて色々調べていたら、朝マックのマックグリドルというメニューが人気らしいと知った。知っている人からすればめちゃくちゃ今更なんだろうけれど、私はここ数日で初めて存在を知った。結論から言うと、もっと早く知りたかった……。
奥さんにお願いして朝から(朝マックだから朝しか買えないんだもの)買ってきてもらった。袋を開けた瞬間からメープルシロップの香りとソーセージのジューシーな香りがブワッと襲いかかってくる。こいつは……なんか凄そうだぞ。
包みを開けると暴力的なまでの美味しそうな香り……。これは何というか、すごく、欧米的なパワフルさを感じる……。
直接手に取ってみると、パンケーキの温かさとしっとりとした手触りが優しい。
とにもかくにもひと齧り。お……おお……これは何とまあ……暴力的な美味さだ。ふわふわモチモチのパンケーキ。濃厚なメープルシロップの甘味と香り。プリッと弾力のある食感のソーセージは、スパイシー(子供には辛いかも)でしっかりとした塩味。口の中で旨味が大暴れや……。こんなに美味しいならもっと早く知りたかった……。
ソースとかは特にかかってないけれど、パンケーキに注入(?)されたメープルシロップとソーセージの味の濃さで物足りなさは全くない。むしろ目が覚めるほどパンチのある旨味。
奥さんはベーコンエッグのやつを買ってきていて、一口もらった。こちらも美味しいけれど、ベーコンはソーセージと比べたらパンチが弱く、目玉焼きのお陰でまろやかな旨味も足されていて、ソーセージより食べやすく感じた。でも個人的にはソーセージの方のパンチのある味わいの方が好きかな。
ついでにハッシュポテト(単品¥150〜)も買ってきてくれたので、噂に聞いた美味しい食べ方、グリドルに挟んで食べてみた。これも美味い……。いや、むしろ元より美味いかも。元々はパンケーキとソーセージが殴り合いをしているような強烈な美味さだったところをハッシュポテトが中和してくれて、個々の美味しさがより際立つ感じだ。サクッとした食感が加わるのも良い。
絶賛したけれど、好みは分かれるメニューかも知れない。甘じょっぱい感じが苦手な人や、味の強さから口に合わない人もいるだろう。ただ料理として力強さを感じた。目覚めの一発として、これは是非一度食べてみるべき一品だと思いました。
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