今日も通院日。そろそろ体が寿司を求めているので、お気に入りのこちらのお店へ。
何度も来ているけれど、ランチメニューは毎回どんぶりをチョイスしていたので、今回は握りでいこうと決めていた。ボリューム重視で11貫+2巻+玉子の満腹握りをチョイス。
ほんの数分で提供。早かった。
握りがズラッと並んでいると本当に美しいなあ。
今日のお味噌汁(ランチサービス)は海苔。
さあ、何から食べようかな。内容はまぐろ、いか、サーモン、真鯛(日替わり白身)、蒸しえび、えんがわ、ほっき貝(日替わり貝)、あじ(光物)、生げそ、いくら、ねぎとろ軍艦、鉄火巻、かっぱ巻、厚焼玉子。これで¥1280か……。スーパーのお寿司でももっと高いんじゃなかろうか。お得。
とりあえず玉子を一口。甘味と塩味のバランスが良くて、舌触りはわざとらしくない程度に滑らか。食感もほどよいかたさで美味しいです。
さて、それでは握りを食べ始めよう。まずはいか。サクッと歯切れの良い食感。舌触りは滑らかで、口の中にじわっと旨味が広がる。良い感じ。
次にサーモン。そこそこ厚切りだけれど脂っこくないので、鱒っぽい爽やかな風味と落ち着いた旨味。美味しいです。
日替わりの白身は真鯛。瑞々しい舌触りと控えめながら確かな旨味。身のしまってる感じが良いですね。
蒸しえびは水っぽくなく、プリッとした食感が良い。美味しいです。
えんがわも水っぽくなくて、臭みもなく、脂の甘味と旨味が溢れている。けっこう厚切りなのに歯切れも良く美味しい。昔はすごく好きだったのに回転寿司でがっかりする事が何度があって、ここ数年は進んで食べていなかったえんがわ。いやー、これはえんがわを見直さざるを得ない。美味い。
箸休めにかっぱ巻。実はかっぱ巻は大好物。酢飯、海苔、きゅうりのハーモニーは唯一無二の美味しさだと思っています。でも単品で頼むのは何となくもったいない気がして(?)頼めないので、こういうセットで出てきてくれるとめちゃくちゃ嬉しい。
ついでに鉄火巻もつまんでみる。かっぱ巻もそうだけれど、見た目はあんまり良くない。今日は若めの板前さんだからかしら。口の中で解れる感じは悪くない。まぐろの旨味も感じられる。美味しいです。
ほっき貝は臭みはなく歯切れも良い。旨味は控えめながらしっかりと感じられる。良い感じ。
光物はあじ(たぶんね)。生臭さはなく爽やかな風味。ほどよい脂の甘味・旨味が、生姜の香りですっきりとまとまって美味い。
生げそは日替り海鮮丼でもおなじみのネタ。コリコリとした食感が目先が変わって良い感じ。甘味はないけれどスッキリとした旨味と、生姜のほのかな苦みがマッチしている。美味しい。
いくらは程よい塩梅。風味も後味も良い感じ。食感はパツパツって感じではないもののプチっとしていて、決してダラッとした食感ではなく良い。美味しいです。
ねぎとろ軍艦はボリューミー。一口で頬張れば口の中いっぱいに旨味が広がる。下に残るような脂っこさはなく、ただただ濃厚に美味い。
最後はまぐろ。見た目がとにかく美しい。身は厚みがあって、水っぽくなく、風味もスッキリ。美味しいです。
いつもよりシャリがちょっと酸味強めかな。そこだけが少し気になったけれど、握りも満足感高いなあ。美味しかった。
さあ、ここからはお替りパート。
まずは定番となったサーモン軍艦。この安さとボリューム、そしてなにより美味しさを考えたら、もう他のところでサーモン頼めないよね。生姜がまたさっぱりして良い。脂ガツンみたいなサーモンも美味しいけれど、やっぱりおじさんになったからなのかなあ。
続いては握りが美味しかったのでエンガワ切り落とし軍艦。さっき「脂が〜」なんて言ったけれど、これは噛めば噛むほど美味しい脂がジュワっと口に広がる。臭みも水っぽさもなし。食感も歯切れが良い。美味しいです。
続いては奥さんとお義母さんと3人で分けようと頼んだ炙り穴子一本握り。今日は残念ながら穴子切り落とし軍艦がなかった
が、ここの穴子、そしてツメが超美味しいので穴子を食べないわけにはいかない。でっかい穴子はふわふわ。舌でとろける甘味と旨味、食欲を刺激する炙った香り。ツメは甘味と塩味のバランスが絶妙で、鼻にかかる香りもなく、後味はスッキリ。そんな穴子とツメが合わされば、もちろん、めちゃくちゃ美味しい。めちゃくちゃ美味しい。
さて、そろそろシメにするか。何にしよう……。
悩んでいるとお義母さんがいわしを頼むとのこと。よし、それに乗っかることにしよう。
ラストは北海道産生いわし。身は厚く食感はプリッとしていて、舌触りは滑らか。臭みはなく風味は爽やか。脂や甘味は控えめだけれど、さっぱりとした旨味が良い。こないだ九十九里で食べたいわしとは全く違うベクトルで美味しい。
いやあ、今日も満足。美味しかったです。
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