今日は息子の運動会。車椅子での観戦とはいえ満身創痍の私。最近の運動会はお昼前に終わるのが救い。疲れ果てていようともお腹は減る。倒れるならご飯を食べてからだ!ということで息子のリクエストで回転寿司へ。
さて何処に行こうかと迷った結果、くら寿司へ。くら寿司はスマホからも注文できるので、タブレット端末の取り合いにならなくて嬉しい。
まずはふり塩熟成まぐろ。ちょっと見た目が良くないなあ。切り方の問題だろうか、何だがボロボロに見えるんですけど。でも味は悪くない。塩で〆てある感じなのか、ほんのり塩味がして、醤油はかけてもかけなくても大丈夫。まぐろの旨味と風味を感じられ、見た目ほど食感も悪くない。
次ははまち。脂が乗っていて普通に美味しい。臭みもないし、舌触りもしっとり。そこそこ厚切りなのも嬉しい。
赤貝。臭みなし、旨味は控えめだけれどほのかに甘味もあって悪くない。食感も弛くない。
極み漬けびんちょう。水っぽくなく食感も痩せた感じがしない。ほどよい漬かり具合で旨味もあったけれど、ちょっと印象は薄めか。
真いわし。風味は悪くなくてそれなりに旨味もあったけれど、崩れるような食感が少し残念。最近、新鮮で美味しいいわしを食べたからな、比べるとどうしても残念に感じてしまう。悪くないんだけどね。
続けて光物であじ。食感や風味は悪くないものの、旨味はちょっと物足りない。
目線を変えて、たら白子ジュレポン酢軍艦。んー、何かメニューの写真と印象がだいぶ違うなあ。白子がショボいし、海苔もシナっている。食べてみると、白子に臭みはないものの食感に弾力があり、期待していたクリーミーさや旨味も風味も無く、正直がっかり。ただジュレポン酢は香りも塩梅も良くて美味しかった。
もうひとつ変わり種で、あぶりえびマヨグラタン風。これ、けっこう美味しかった。酢飯えびドリアって感じ。加熱したマヨネーズと酢飯の親和性が良くて、料理としてまとまりを感じる。変わり種として美味しい。
お茶を飲んで落ち着いて、一旦お口をリセット。真いかゆず塩をチョイス。これは……見た目に、塩、振りすぎじゃないか……? 食べてみると、うわっ、やっぱりしょっぱい! いかそのものは美味しいし柚子の香りも良いのに、とにかく塩が多すぎる。2貫目は箸で表面の塩を出来るだけ除いてみたけれど……うー、ダメだ、しょっぱ過ぎる……。問題外だし、とても残念。
気を取り直して、一皿目に食べたふり塩熟成まぐろをもう一度。何か、一皿目に食べた時と見た目が全然違うな……。口の中がまだしょっぱいので、醤油をつけずにそのままいただく。うん、プラスマイナスで丁度良い塩梅。口を中にさっきの柚子の香りが少し残っていたのもあって、一皿目に食べた時よりも上品な味わいに感じた。まぐろの風味と旨味も感じる。美味しい。
隣で食べていたお義母さんが珍しく2皿目に手を伸ばしていた牛すき焼風軍艦。てことは美味しかったんだな。1貫分けてもらった。甘辛い味付けとしっかりめの食感で、すき焼風というより若干しぐれ煮に違い印象。酢飯の酸味と海苔の風味にもマッチしていて、これも変わり種として美味しい。
最後はえび天にぎり。疲れていていつもより食欲がないので、これでラスト。塩を少し振っていただく。えび天は少し見た目は悪いけれど揚げたて熱々のサクサク、海老もぷりっとしていて甘味もある。美味しい。
うーん、大きなハズレはなかったけれど、これといったアタリもなかった。くら寿司はこんなもんなのかな。
↓前回はこちら。