回転寿司の哀しいニュースが多発する今、食べて応援、ということでくら寿司へ。
本当はスシローが10%オフのキャンペーン週間なのでそちらに行こうと思っていたのだけれど、そういえばほとんど行ったことないよね、という理由でくら寿司に行くことに。
こちらの店舗はバリアフリーで、車椅子でもすんなり入れて良かった。
1皿目は極み熟成 漬けまぐろ。
元の食感を残しつつ、程よい漬け具合で赤身の風味もしっかり感じられる。水っぽさもない。物足りなければ醤油ちょっとかけても良いかな、くらいの塩梅。美味しい。
2皿目は漬け 天然たこ。
こちらも間の抜けた水っぽさはなく、タコのすっきりとした旨味と生姜の爽やかさが良い感じ。漬け具合は控えめで、個人的には生姜に醤油を一滴しくらいしたいかな。食感は「コリコリ」というよりは「クニクニ」くらいの感じ。なかなか悪くない。
3皿目から早くも変わり種、天然ぶり明太漬け。
どんなもんかと食べてみたら、おお、すごい、すごく明太だ。明太すぎて、鰤の味わいはほぼ感じられなかった。味は悪くないけれど、うーん、また頼もうとは思わないかも。
4皿目ははまち。
すっきりとした甘味と脂の旨味。普通に美味しい。でも奥さんと義母さんの食べたはまちはイマイチだった様子。えー、自分のは美味しかったけどなあ。後でもっかい食べてみよう。
5皿目は極み熟成ふぐ(一貫)。
コリコリした食感と淡白な旨味。ぽん酢のジュレは控えめな酸味と程よい塩梅。うん、なかなか悪くなかった。
6皿目はとろサーモン。
くどすぎない脂と鱒の香り。別に好物ってわけじゃないけれど、まあ悪くないよね。
7皿目は赤貝。
コリコリした食感にすっきりした貝の旨味と風味。臭みはほぼ無し。ちょっとすっきりし過ぎかなあ、とも思ったけれど、回転寿司なら及第点かしらね。悪くない。
8皿目は真いわし。
脂のりも良く、甘味と旨味をしっかり感じる。「ああ、そうそう、イワシってこういう香りだよね」とはっきり感じられる風味がまた良く、期待を裏切らない一品。美味い。
9皿目はあぶりたてうなぎ。
脂は控えめだけれど、パサついた感じもなく、少なくともスーパーのうなぎよりは美味しかった。「あぶりたて」と冠する程は炙った香りは強くなく、全体としてはあっさりめの印象かも。タレのかかり具合がちょっと雑でしたね。
10皿目はそろそろ軍艦が食べたくて、特盛海鮮軍艦。
鰤メインですかね。溢れんばかりに盛られたブツが嬉しく、満足の一皿。
くら寿司の醤油って甘味が控えめなのね。具が多いから気持ち醤油多めにかけたら、少し塩味の角が立って感じた。気を付けよう。
11皿目は生えび。
甘味を期待しての生えびだったけれど、うーん、イマイチ。臭みはないけれど、甘味も旨味も控えめ。期待はずれ。
12皿目は特選大ばちまぐろ。
メニューの写真より色味が薄い。食べてみると、うーん、最初に食べた¥115の漬けまぐろより赤身の味が薄いなあ。水っぽさは無かったものの、ちょっと期待はずれ。
13皿目はえんがわ。
臭みはなくて安心。水っぽさもなく、脂のりも及第点。まあ普通のえんがわ、って感じ。
14皿目はもう一回はまち。
うん、やっぱり美味しいよ。当たり外れはあるのかも知れないけれど、私は2皿とも当たりでした。
さて、今日はお腹の調子が良いぞ。まだいってて腹三分目くらいの感じ。でもこのままお腹いっぱいまで食べるとキリがないので、そろそろ終わりにしよう。
15皿目は極み熟成 まぐろ。
やっぱりさっき食べた¥165の特選大ばちまぐろより赤身の味わいが強くて美味しい。特別まぐろが好きってわけじゃないんだけれど、このまぐろは美味しい。水っぽさも無く、赤身の風味がしっかり感じられて、旨味も十分。これが2貫¥115なら素晴らしいよ。
16皿目は太刀魚たたき軍艦。
メニューの謳い文句で「脂がのって美味しい」というような事が書いてあったので頼んでみたけれど、うーん、脂がのっている感じはなかったですねえ。淡白であっさりしていて、まあ悪くはないんだけれど、謳い文句とはかけ離れていたかな。醤油も甘味があまりないので、ちょっと角が立った味わいになってしまった。残念。
そういえば、最近東京湾で太刀魚が年中捕れるようニュースを少し前にやってたっけ。今後回転寿司に太刀魚が並ぶ機会は増えていくのかしらね。
17皿目はえび。
本当は16皿で止めとこうと思ったのだけれど、奥さんの「あと一皿でびっくらぽん回せるね」の一言に唆され、レーンを回るこいつを手にとってしまった。くら寿司のシステムに踊らされているなあ。
味は水っぽさも無く、多少の甘味も感じられ、生えびよりも美味しかった。
お腹はいっぱいではないけれど、けっこうバリエーションのある楽しみ方ができて気持ちは満足。
ご馳走さまでした。