予定が慌ただしすぎてあんまり食欲ないな……。
と思ったけれど、今食べないと今日はもう絶対休憩取れない。
それなら、どうせなら美味しいものを食べよう!
ということで前々から気になっていたこちらのお店へ。
八丈島の郷土料理は珍しい。
島ずしって前に一度だけ食べたことあるんだけれど、すごく美味しかった記憶。
島ずしランチにしようか……、いや島丼の方が良いかな……。店員さんに「島丼って島ずしと乗っているもの一緒ですか?」と聞いてみたところ「同じものですが丼の方がお得ですよ!」とのこと。
よし、それじゃあ島丼ランチで!
ご飯大盛無料なので、大盛でお願いした。
12時ちょうどくらいの店内はほどほどの埋まり具合。
木造の内装は八丈島っぽいかはわからないけれど、漁師風、かな。
2、3分で提供。
早い。
おお!
これはなかなかのボリューム!
そしてめちゃくちゃ美味しそうじゃないか。
逸る気持ちを抑え、まずはあら汁で一息。
うん、美味しい。
出汁と塩だけって感じの味わいで、アラの旨味が溢れてこぼれそうなくらいだ。またアラの量もすごい。煮魚定食かな?ってくらい入っている。でもってアラも程よく脂を残していて美味い。
さあ、そして島丼。
島ずしってカラシを付けて食べるものだと思っていたのだけれど、これはワサビなのね。
とにもかくにもマグロを一口。
……あ、やば、うま、美味すぎ。
これは美味すぎだわ。
しっかり漬かった身は余計な水分がなくなってトロリとした食間で臭みはなく、塩梅も良いのでマグロの旨味と風味もしっかり残している。今まで食べた漬けの中で一番美味しいかも知れない……。
シャリはややひんやりとしていて、酢飯にしては固めか。酸味もしっかり感じるけれど変な余韻もなく、甘味も程よい。これがまたトロリとした漬けと良く合う。
「シャリで腹を膨らませるだけの為に握り寿司をばらして海鮮丼にしました」みたいな完成度の低い丼がたまにあってガッカリするんだけれど、これはたまらない美味さだわ。
でもって、この色も最高なマグロが、5、6切れも入ってるんですよ。他にも、これはビントロと、しろみは何かしら、これらも本当に美味しい。
「お醤油味」みたいになっちゃった漬けは論外だけれど、ちゃんと調理法として、素材の旨味をグッと引き出している。
これでたったの¥1000+税……。
個人的な意見だけど、最高でした。
大満足。お腹も満たされた。
また来よう。