公式サイト:https://kaki-fes.com/
お義母さんが午前中のニュースで観て「今から行こう!」となり、車を飛ばして上野へ。上野恩賜公園にて2024年1月6日(土)〜8日(月・祝)の3日間開催の牡蠣フェスへ行ってきました。ちなみに私も牡蠣は大好きだけれど、奥さんとお義母さんは大好物。
到着したのは13:30頃。相当な混み方でしたが、車椅子で奥の立食スペースにスッと入ることが出来た。周りのお客さんはほとんどが若い人の印象だったけれど、車椅子に対して嫌な顔ひとつ見せなかったのでありがたかった。
現金で食券を買うか、出店で直接PayPay払いするかの2択。とりあえず食券をバッと買って並ぶことに。並ぶのは奥さんとお義母さん。私はテーブルのところで子供たちを見ることに。
まずは巨大牡蠣鍋。ちなみに巨大なのは作ってる鍋の方ね。席の辺りは日陰でめちゃくちゃ寒かったので、温かいのが嬉しい。
赤出汁系の深みのある味わいで、牡蠣の風味と旨味が追いかけてくる。美味しい。正直、大した事ないだろうと高を括っていたけれど、思ってたより全然美味しい。具は人参、しめじ、ごぼう、牡蠣✕1個。牡蠣は奥さんにあげてしまったからわかんないけれど、お値段以上の満足感だった。
続いては仙台のお店【牡蠣の掟(かきのおきて)】の牡蠣ラーメン。これも「フェスで出てくるクオリティなんてそんな高くはないだろう」とか思っていたんだけれど、スープを飲んでビビった。めちゃくちゃ美味しいじゃないですか、これ。ミルキーでクリーミーなスープは牡蠣の旨味と風味に溢れていて、抜群に美味い。磯の香りも品が良く臭みがない。これは、美味い(語彙)。
麺はツルッと丸みのある麺。さすがにコンディションは弛めだけれど、実店舗なら相当美味しいんだろうな、と思わせる麺だった。
具は牡蠣のペースト、岩のり、きざみ玉ねぎ、牡蠣✕1個、水菜、糸唐辛子。牡蠣はこれも奥さんにあげたのでわからないけれど、牡蠣ペーストがまためちゃくちゃ美味しかった。生臭い感じは全然なくて、麺に絡めて食べるとストレートに牡蠣の旨味が倍増してただただ美味しくなる。岩のりの風味もスープに良くマッチしている。玉ねぎも合うなあ。
続いては【餃子家 龍】の牡蠣餃子。中くらいのサイズ感。具はパンパンって感じではないけれど、後味にしっかり牡蠣を感じられた。まあまあかな。
蒸し牡蠣の食べ比べは3つあったので1ついただいた。相生の牡蠣って言ってたかなあ。小ぶりだけれどなかなか旨味が強くて美味しかった。香りも良かった。
次はかきグラまん。皮はもちっとした感じで、ちょっと小籠包ぽい。グラタン部分はミルクのシンプルな美味しさで、変に味付けが強くなくて良い。好き。牡蠣も1個しっかり入っていて、個人的にはかなり美味しかった。
【餃子家 龍】の牡蠣春巻きは、中にめちゃくちゃ牡蠣が詰まっていて驚いた。サクッとかぶりついた時の印象は普通の春巻きなんだけれど、咀嚼して味わい始めたら口いっぱいに牡蠣が広がっていく。美味しい。なかなか完成度高い商品。
最後は埼玉の【寿製麺 よしかわ】の芳醇牡蠣そば。香りの主張は控えめながら、口の中にジワーッと広がる牡蠣の旨味。美味しい塩ラーメンだなーって感じ。やっぱり貝出汁って美味いわあ。
麺はちょっと弛めだけれど、小麦にもこだわっていそうな感じで、是非実店舗で味わいたい。
具は牡蠣✕2個、メンマ✕2本、岩のり、三つ葉、低温調理のチャーシュー。牡蠣は奥さんとお義母さんにあげた。チャーシューは多分フェス仕様でいつもよりしっかり火が入っているんだろうな、ちょっと食感は固めだったけれど、味は素朴な豚の旨味で悪くなかった。その他トッピングもスープに良くマッチしていた。
いやー、期待していた以上に満足。
また来年もやってたら行こうかなあ。
※2024年1月14日追記
2024年1月12日、牡蠣フェスで食中毒があったというニュースを見ました。どうやら「牡蠣のバター醤油」のブースで発生した様子。私達家族はちょうど売切で食べられず、販売再開した時にはもう帰る直前だったので運よく当たらずに済みました。会場はかなり混み合っていて(会場内のステージでアイドルのイベントをやっていたせいもあると思いますが)、当該ブースも相当な行列だったようなので、スタッフも慌てちゃったのかも知れませんね。残念なニュースではありますが、料理はとっても美味しかったですし、個人的にはまた来年も行きたい気持ちは変わりません。これで来年は中止なんて寂しいよ〜。