楽しくなければごはんじゃない

食べるの大好き。食いしん坊おじさんの個人的なごはんの記録です。Twitterもやっています。@ksb043

【番外編】入院中のお楽しみ part2の1 9/5~9/11

わけあって9月5日(月)から入院となりました。

5月に入院したとき同様、食事制限はなしです。

なかなか入院中の食事を毎食レビューするひとも少ないと思うので、良かったら読んでやって下さい。

 

ちなみに料理名はメニュー表に書いてあった通りに記載してます(カッコ書きのがそうです)。なのでレビュー内に漢字と仮名が混じることがありますが、書きグセもあるのでご容赦下さい。

 

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◆9月5日(月) 昼

9月5日(月)の昼ご飯 12:35


記念すべき(?)今回の入院1食目。

ライトに背を向けて食べる形になるので、写真が非常に撮りづらい……。でも今回の病院(前回とは別の病院)はお品書きが毎食付いてくるので、レビュー書くのに役立つ。

 

今回も野菜から順にゆっくり食べていく事を心がけたいと思います。

 

まずは「キャベツソテー」。キャベツソテーと言いながら、キャベツの他にニンジンと椎茸も入っている。病院らしい優しい味付けで、素材の甘味が際立つ。

次に付け合わせの「ピーマンと玉葱ソテー」。1食で野菜のソテーが2種類……。一緒にしても良いんじゃ、と思ったけれど、それだとメインのビジュアルが悪いね。必要必要。味はこちらも優しい味付けで、素材の甘味が際立つ。(2回目)

メインの前に「うの花」を一口。うん、家庭的なね、素朴な味付けで。まあ、普通ですね。

そしてメインは「ローストチキン柚子胡椒風味」。お肉はパサついてなくて良い感じ。味付けは控えめだけれど柚子胡椒のおかげで味がグッとしまっている。とはいえ、おかずとしては若干弱い。病院食ですねえ。

ちなみにご飯は毎食220gなので、大盛一膳ってところかしら。炊き加減は程よい感じ。

 

汁物がないのがちょっと寂しかったけれど、まあまあ満足。

 

 

◆9月5日(月) 夕

9月5日(月)の夕ご飯 18:00

 

最近家ではずっと寝たきりだったから、検査だなんだでけっこう疲れた(移動は車椅子に座ってただけだけど)。お腹も空いたぞ。

 

まずは「もやしと胡瓜のナムル」。爽やかな酸味が疲れた体に嬉しい。ほどよくしゃきしゃきとした食感も良い。

次に「里芋の煮付」。良い塩梅に味が沁みていて美味しい。ギリおかずになりそうだったけれど、うっかりパクパク食べきってしまった。

メインは「魚の甘酢あんかけ」。野菜はニンジン、ピーマン、タマネギ。あんかけは味付け控えめなせいもあって、ちょっと酢の香りが目立ってしまっている。鱈もちょっとパサついていて、うーん、ちょっと残念。

 

夜も汁物なかった。

汁物は出さない方針(?)なのだろうか……。

 

 

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◆9月6日(火) 朝

9月6日(火)の朝ご飯 8:00

強敵


2日目の朝。

汁物出た! 嬉しい。

 

まず野菜からということで「白菜のお浸し」。内容は白菜、ニンジン、もやし。たっぷりおかかがかかっているので旨味を感じる。ほどよくシャキッとした食感が目覚めに良い。(起きて2時間経つけど)

「味噌汁」は豆腐とちょっとのネギ。気持ち薄いけれど病院だからしかたない。

メインは「スクランブルエッグ」。ミックスベジタブル入りでケチャップをかけていただく。ご飯のおかずとしてはちょっとパンチがないけれど、まあまあ、全然許容範囲ですよ。

で強敵なのが「うめひしお」と名乗るチューブの梅。私、好き嫌いほとんどないですが、梅干しはちょっと苦手なんですよね……。でも出されたものは残さない精神で、ご飯にかけていただく。うん、酸っぱいね!でもご飯の進む塩梅で、梅干し好きな人ならダイレクトに吸っても美味しいんじゃないでしょうか。

最後に牛乳。前回の入院では、けっこう朝の牛乳が重たく感じたけれど、今回はどうせ出るだろうと身構えていたのでむしろ嬉しかった。

 

 

◆9月6日(火) 昼

9月6日(火)の昼ご飯 12:45

 

まあまあ大変な処置を受けた直後のランチ。食欲は大丈夫かって? 私を誰だと思ってるんですか。


お昼は洋食なラインナップ。

 

まずは「ブロッコリーサラダ」。プチトマトも入っていて見た目に嬉しい。フレンチドレッシングをかけていただく。ブロッコリーは固すぎず柔らかすぎず、ちょうど良いんじゃないでしょうか。

次に付け合わせの「人参グラッセ」とアスパラをいただく。ニンジンは甘くて柔らかくて美味しい。アスパラはもう少し食感あっても良いなって思ったけれど、これは好みの範疇。

まだメインには行かずに「じゃが芋コンソメ煮」をいただく。うん、これおかずになるぞ。コンソメとベーコンの塩気が良い具合にじゃがいもに沁みていて美味しい。タマネギの甘味も良い。

満を持して、メインの「クリームソースかけ」。メニュー名だけみると何だか良くわかりませんが、鱈にクリームソースがかかっています。とりあえず一口……。うん、まあ、悪くはない。でもクリームソースの味付けが控えめなのと、鱈そのものは味気ないので、全体的にぼんやりした印象。まあね、3食も食べると舌が薄味になれてくるもので、おかずにはなりました。

ちょっとご飯がやわらかかったかな。

 

 

◆9月6日(火) 夕

9月6日(火)の夕ご飯 18:00


お昼の後にリハビリもあったのでくたくた。もちろんお腹はペコペコ。

 

まずは「小松菜のごま浸し」。たっぷりのごまの風味が満足感をアップさせている。でも味付けは控えめなのであっさりといった印象。しかし、小松菜の割には小松菜っぽい味とか香りとかあんまり感じない。一口目はほうれん草かと思った。けっこうやわらかかったし、クセは抜けてしまったのだろうか。

汁物は「かきたま汁」。うーん、玉子が粉々過ぎてちょっと物足りない。

メインは「豚肉と野菜のみそ炒め」。野菜は赤ピーマンとタマネギですね。けっこうしっかりとした味付けで美味しい。味噌のコクと甘味、後味に残るピリ辛感。病院にしては濃いめな感じで嬉しい。ご飯が進む。

 

 

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◆9月7日(水) 朝

9月7日(水)の朝ご飯 8:00


3日目の朝。良かった、昨日の強敵はいない。

 

まずは「ほうれん草のお浸し」。ほどよいしゃきしゃき食感が良い感じ。おかかも味がしっかりしているので、薄味だけど満足感ある。

「味噌汁」は少しのタマネギに玉麩が3つ。タマネギの甘味が感じられ、個人的には好きな味。

玉子焼きかと思ったら「擬製豆腐」という料理。揚げてないがんもどき的なやつ。豆腐の中にはニンジン、椎茸、インゲンが混ぜられている。良く味の沁みたがんもどきって感じで美味しい。予想以上にご飯のおかずになる。

「ふりかけ」はたらこ。正直たらこの風味はあんまりなかったけれど、入院中のふりかけって何か嬉しいんだよね。

最後に牛乳。お腹にズシンときますね。

 

 

◆9月7日(水) 昼

9月7日(水)の昼ご飯 16:00


昼を跨いで長時間の治療があり、やっと病室へ戻ったのは16時頃。お腹空いたー、と思ったらお昼は取っておいてくれた様子。生き返るー。

 

野菜は「白菜と胡瓜ゆかり和え」。しゃきしゃきとした食感で食べ応えがある。味付けは控えめながら、ゆかりの香りと酸味が嬉しい。

次は「大根の含め煮」。具は大根、椎茸、ニンジン、さやえんどう。疲れてる体に煮物は沁みるなあ。ほっとする味。

メインは「さばの味噌煮」。普通にしっかりとした味わいで、さばもほどよく脂を残していて美味しい。さば好き。満足。

 

 

◆9月7日(水) 夕

9月7日(水)の夕ご飯 18:00


さっき(16時)に食べたばかりだから後で食べてもかまいませんよ、と看護師さんに言ってもらったが、いやー、温かいご飯目の前に出されたら、冷めるのを待つことは出来ませんて。

 

野菜は「キャベツと豆のサラダ」。フレンチ系のさっぱりとしたドレッシングで和えられていて、キャベツの食感とツナの旨味で美味しい。豆も食べ応えあって嬉しい。

メインに添えられたブロッコリーは特に味付けはされていない。でも私基本的にはブロッコリーはそのまま派なので問題なし。

「南瓜の洋風煮」は……、洋風かはわからないけれど、醤油の入ってない南瓜の煮物といった感じ。まあ普通に美味しいですよ。

メインは「和風ハンバーグ」。ハンバーグはプリッと弾力のある食感。下味もしっかりしているので、特にソースがなくても美味しくいただける。ご飯が進むなあ。和風のおろしソースは、ちょっと大根のえぐ味みたいなのが感じられ、正直無くても良かったかも知れない。

 

さすがに食事のインターバル短くて、食後はちゃんと満腹感あったけれど、それも食後30分ほどで消え去ってしまうのであった。

 

 

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◆9月8日(木) 朝

9月8日(木)の朝ご飯 8:00


4日目の朝。

野菜は「和風野菜炒め」。薄味の出汁で味付けされていて、具はキャベツ、タマネギ、ニンジン、さつま揚げ。炒め物の油っこさがなくて、朝の胃に優しい(朝から焼き肉でも大丈夫な胃ですけど)。

「味噌汁」の具はネギと大根。大根はかなり細切りで、やや食感を残している。個人的にはもう少し太くてやわらかくて味が沁みてる方が好きだな。

メインは「いわしのかつお煮」。見た目はいわし、食べるとかつお。美味しいんだけど、いわしである必要には疑問。良いおかずにはなりました。

あと、漬け物枠で味のりが付いてきた。地味に嬉しい。

最後に牛乳でフィニッシュ。

 

 

◆9月8日(木) 昼

9月8日(木)の昼ご飯 12:30


午前中は何もなくて、入院して初めてのんびりした時間を過ごせた。それでもお腹は空くもので……。

 

野菜は「小松菜のごま和え」。前回小松菜感があまり感じられなかったので改めてよく味わってみたけれど、やっぱりあんまり小松菜強くない。まあ食べやすいから良いけど。

メインの付け合わせは「インゲンソテー」。インゲンは子供の頃めっちゃ食卓にのぼってた記憶があって、正直そんなに好きじゃないけれど、普通に美味しくいただきました。

今回は野菜が豊富で「野菜のクリーム煮」もある。カリフラワーとミックスベジタブルが、さらっとしたクリームスープでやわらかく煮込まれている。おかずに出来なくもない感じ。

メインは「バーベキューチキン」。甘辛いバーベキューソースと香ばしい焼き加減が食欲をそそる。肉も余分な脂は落ちている感じで、うん、なかなか美味しい。お肉屋さんのお総菜とかで売ってそうな感じ。

何と今回はデザートまで付いてきた。ぶどうゼリー。まあ何てことない味だけれど、甘味に飢えていたので嬉しい。満足。

 

 

◆9月8日(木) 夕

9月8日(木)の夕ご飯 18:00

 

リハビリとも言えないような軽い動作でくたくた。

早く良くなって欲しいなあ。

 

野菜は「華風和え」。「中華っぽいけど和風の春雨サラダ」的なやつ(春雨入ってないけど、味がね)。うーん、全体的に酢の酸味が強い感じ。キュウリも入れて欲しかったなあ。

次は「里芋の鶏味噌がけ」。味噌っていうか、そぼろ餡。里芋もちゃんと味してて美味しい。おかずに出来る。

メインは「魚の香味焼あんかけ」。初日の朝も似たようなやつだったぞ。あんまり期待せず一口。うん、初日のやつよりは美味しい。鱈は若干パサつきながらもギリギリ旨味を残している。餡もほどよい塩梅。悪くない。

 

 

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◆9月9日(金) 朝

9月9日(金)の朝ご飯 8:00

のりの佃煮


5日目の朝。
またあの天敵登場かと思いきや、色違いでした。

 

野菜は「いんげんのお浸し」。悪くはないんだけれど、私、このキュッキュッとした食感ちょっと苦手なのよね……。まあワガママは言わずちゃんと味わって食べましょう。

「味噌汁」は、わずかばかりのネギと、申し訳程度のお麩。これじゃ流石に具がないのと同じでは……。

メインか小鉢か悩ましいのが「カニ風味高野のあんかけ」。グリーンピースの見た目が愛らしい。よく見ると、カニ風味のあんかけなのかと思いきや、高野豆腐の間にカニ風味のすり身を挟んで蒸してある様子。なるほど「カニ風味高野」の「あんかけ」ね。食べてみると、うーん、高野豆腐には味が沁みているわけでもなく、薄味の餡だけではカバーしきれてない感じ。すり身部分も塩分控えめな感じなので、お世辞にもメインのおかずとは言えんなあ。味そのものは悪くはない。

と、なると必要になってくるのがこのスティックタイプの「あまのり佃煮」。けっこう甘味が強く、醤油の味も強い。海苔の風味もするけれど、まあこんなもんかな、って感じ。

最後に牛乳でフィニッシュ。

 

 

◆9月9日(金) 昼

9月9日(金)の昼ご飯 12:45


2時間ばかし針刺されたりなんだりされて、すっかりくたくた。「部屋に戻ったらすぐ食べられますか?」と看護師さんに聞かれたので、サムズアップで応えた。

 

野菜は「春雨サラダ」。えっと……、このマヨネーズをかけて食べるのかな? とりあえずマヨネーズを全部投入し、混ぜ混ぜして一口。うん、なるほど、キュウリとハムと錦糸玉子と春雨をマヨネーズで和えた味だ。それ以上でも以下でもないけれど、嫌いじゃないぜ。

次は「大根のコンソメ煮」。これも名前通りの味。ベーコンがしっかり出汁になっているので、大根もニンジンも食べ応えある味わいになっている。

メインの付け合わせは「茹で野菜」ということで、小松菜とシメジ。特に味付けはなし。

最後にメインの「白身魚のチリソース」。片栗粉の衣で揚げられた白身魚をチリソースで和えた一品。白身魚は淡白だけれど、まあまあ良い塩梅のチリソースのおかげで、そこそこ美味しく仕上がっている。悪くはない。

 


◆9月9日(金) 夕

9月9日(金)の夕ご飯 18:00


先生から今後の治療予定の説明を受けたりしていたらもう夕飯の時間。おっ、今回は今までと雰囲気が違うぞ。

 

まず野菜は「白菜のごま和え」。白菜のごま和えって初めて食べる気がするけれど、白菜とキュウリのさっぱり感に、ごまの風味とコクが合わさってけっこう美味しい。家帰ったらやってみよっと。

そしてご飯は「山菜ごはん」。何か味ごはんって気分アガる。味はまあ何てことないんだけれど、心に沁みるなあ、って感じ。美味しい。

メインは「肉豆腐」。味付けは悪くない塩梅。出汁取りきった感のある牛肉の味気なさを、タマネギとニンジンが補ってくれている。で、問題は焼き豆腐ですよ。焼き豆腐、めちゃくちゃ好きなんで。さーて、どうかな……。残念! 全然味が沁みて無いじゃないのよ! がっかり。

デザートはオレンジ。入院中のデザートは本当に嬉しい。

 

何だかんだ言って、この5日間では一番満足。

 

 

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◆9月10日(土) 朝

9月10日(土)の朝ご飯 8:00

見慣れないやつ


6日目の朝。
また何かいるな。

 

「味噌汁」は茄子。味が沁みてないのがちょっと残念。

メインに当たるのが「大根の金平風」。大根とニンジンの煮物が金平風の味付けでまとめられている。ゴボウのような食感はないものの、味わいは金平のそれだし、油っけが少ない分食べやすい。悪くない。おかずになる。

「温泉卵」が何気に嬉しい。何かお得感あるよね。まあ、卵は固茹での方が好きですが。

で、見慣れないこいつ。「たいみそ」というだけあって、原材料は味噌と鯛。ご飯にかけてみると、見た目はただの味噌。味は──、甘い。かなり甘い味噌で、鯛感は特に感じなかった。見慣れることはないだろう。

今朝は牛乳のかわりにジョア(ストロベリー)。ちょっと嬉しかった。

 

 

◆9月10日(土) 昼

9月10日(土)の昼ご飯 15:30

五目+あんかけ+うどん


午前中から5時間治療を受け。ヘロヘロになりながら病室に戻るともう15:30。ご飯食べますかって? あたぼうよ!

野菜は「胡瓜の華風酢の物」。先日の華風なんちゃらがちょっと酢が勝ち気味で残念な感じだったけれど、これは酸味と甘味のバランスも良く、美味しい。具はキュウリの他にワカメとカニカマ。冷静に味わうと、普通に酢の物って感じで、あんまり華風感はないような気もする。

サイドをかためるのが「豆腐シュウマイ」。食感は普通にお肉っぽくて、味もそんなに豆腐豆腐してない。ちょっとあっさりしてクセのないシュウマイって感じで、個人的には好き。

メインは6日目にしてついに麺類。「五目」と「あんかけ」と「うどん」が別皿になっているので、合体させていただく。冷めちゃってるし、うどんはほぐれないしで残念な感じだけれど、疲れた胃にあっさりした餡と茹で置きのうどんが優しい。何気に具沢山で豚肉、白菜、タケノコ、ニンジン、さやえんどう、椎茸に加えてエビも入っている。嬉しい。

 

 

◆9月10日(土) 夕

9月10日(土)の夕ご飯 18:00


今日の夕飯は……、とんかつだああ!

 

平静を装って野菜から。「キャベツの生姜あえ」。生姜の風味はさほど感じられず。ザクザクとした食感でメインへの助走をつける。

付け合わせの「ボイルいんげん」は消化試合だ。味はボイルしたいんげん。単純な話さ。

血糖値を緩やかに上昇させたら、お楽しみの「とんかつ」。まあ正直言って衣はふにゃふにゃだし、肉に厚みも脂もないけれど、入院中にとんかつってのが嬉しいじゃあないか。私は今とんかつを食べてるんじゃない、とんかつという「料理名」を食しているのだ。(錯乱)

最後にデザート、なのかな、これは。「さつまいも甘煮」は温かいく、さつまいもの素朴な甘味と、時々顔を出すレーズンの酸味が愛らしい一品。変に加糖してなくて好印象。

 

 

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◆9月11日(日) 朝

9月11日(日)の朝ご飯 8:00


7日目の朝。

先日の朝分からはメニューを自分で選んでいます。この病院だと火曜に次の土曜から一週間分のメニューが配られ、朝昼夕それぞれ2パターンからチョイスして水曜までに提出、というルールのようです。私は完全にご飯派なのですが、気分転換に今日から1日置きに朝食はパンにしてみました。

 

前置きはともかく、まずは野菜から。「ハムサラダ」ということで、レタス、キュウリ、ニンジンに加え細切りのハムが入っています。サウザンアイランドドレッシングをかけていただきます。これ、今回パンにしたからかな、けっこうボリュームあって食べ応えがある。味も悪くない。

次にマグカップ入りの「コンソメスープ」。気持ち大きめに切られたタマネギがけっこう入っている。ちょっとタマネギの主張が強いかなあ。どうせならトロトロになるくらいやってくれたら良いのに。

で、パン。パンは二種類で、パッケージには丸い方は「パン」、もう一個は「カスタードロール(菓子パン)」と書いてあった。なるほど、それに対してマーガリンとりんごジャムのパックが1つずつ、と。うーん、これは使い方が難しいぞ。まずは「パン」の方をちぎってみる。おっ、温かい。これは嬉しい。とりあえずマーガリンを乗せてみたけれど……、この大きさにこのマーガリンは多いなあ……。半分で良いのに。でも残すのはイヤなのでたっぷりつけて食べてみた。うん、やっぱり多すぎるね。「カスタードロール」はどんなものかと小さくちぎって食べてみる。なるほど、ほんのりカスタードの味がする(練り込まれてる)ロールパンて感じね。優しい甘味で美味しい。そこにりんごジャムをたっぷり注入。無くても良いんだけどね、ジャム単体で食べるのはちょっと気が引けるからね。結果的にやや甘々な感じになってしまったけれど、これはこれで悪くない。

 

今後の朝は「見慣れないやつ」と「多すぎるマーガリン&ジャム」との戦いを交互にしていく事になるんだろうか……。

 

 

◆9月11日(日) 昼

9月11日(日)の昼ご飯 12:30


入院中の日曜って治療も検査もないからとっても静か。そんな中、12時になっても食事が届かず、看護師さんも「すいませんまだ届かなくて」なんて言ってちょっとざわつく。平和だなあ。

 

野菜は「青菜とえのきの浸し」。何で今まで「お浸し」だったのに、これは「浸し」なんだろう。まあどうでも良いんですけどね。錦糸玉子が乗っているので見た目が良い。味は見たまんまなので、特別な感想はないです。

「揚げなすのそぼろあん」は、揚げ茄子そのものには味付けされていないので、そぼろあん頼みな感じ。ご飯のおかずにするには薄いけれど、そうでなければあっさりと良い塩梅。なかなか美味しい。でもメインのおかずだけではご飯を処理しきれないのでね、ありがたい事にそぼろあんはたっぷりかかっているので、茄子を食べた後に残った餡をおかずにした。

付け合わせは「ししとうソテー」。これが美味しくなかった。何かね、水道水みたいな匂いがしてね、全然美味しくないのよ。

メインは「鶏肉の胡麻焼き」ですが、さっきの美味しくないししとうの香りがこっちにも移っちゃってて、味は悪くないんだけど、何か残念な感じになっちゃってる。お肉もプリッとしてて、悪くないんだけどなあ……。

 

なあ、ししとう。お前どうしちゃったんだい?

 


◆9月11日(日) 夕

9月11日(日)の夕ご飯 18:00

病人のためのビーフシチュー


今日は本当にずっと横になっていた。それでもお腹はしっかり空くのです。なんなら15時頃、無性にお腹空いてグミ食べてしのいだからね。

野菜は「海藻サラダ」。パッと見、海藻ないじゃん、て思いましたが下の方にワカメと何か白いやつ(サラダバーとかにいる白いあいつ)が隠れてました。そこそこ食べ応えあって満足。

もうひとつ野菜は「アスパラソテー」。ちょっと柔らかくなりすぎかなあ、まあそれは好みか。特別な味付けがされているものでもないので、メイン前の助走って感じだね。

今回のメインは「ビーフシチュー」。何か特別感があって良いね。お肉は薄切りで、やや固さは感じるものの許容範囲。タマネギ、じゃがいも、ニンジン達野菜は良い感じ(ちなみにブロッコリーはメニュー上「ボイルブロッコリー」として別扱い。仲間に入れてやってくれよ)。病人食ですからね、どうしても味は薄めだしコクも今一つだけれど、悪くないお味でした。

 


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part2の2へ続く。

kuishinbo-ojisan.hatenablog.com