北海道は回転寿司もレベルが違うと聞く。
それを確かめるため、雪道を片道2km弱歩いて来店。汗だくです。
入店すると、店員さん達の快い接客に心も温まる。カウンター越しに板前さんが名乗って挨拶してくれるのも新鮮。
感染防止対策により、今はレーンをお寿司が回っておらず、注文はタブレット方式。
さて、何を食べようか。
これはかなり悩むぞ。
予算的にもバカ食いは出来ない。
北海道産のものを中心に、これだというものを選んでいく。
まずはまぐろ。
見た目には、うーん、どうかな。
一口食べると、むむっ、これはなかなか、悪くない。厚切りの大ぶりで食べ応えもある。
次にサーモン醤油漬。
これまた厚切りの大ぶり。脂ののり具合もほどよく、上に乗せられた西洋わさびもさっぱりきて良い。漬け具合も良く、うん、美味しい。
お次はいか耳握り。
食感はコリコリ。生姜と海苔の風味と、それに負けないイカの旨味。美味い。
続いて北海道網走産トロにしん。
これは……、美味い!
身は柔らかく、脂がかなり乗っていて甘味と旨味がすごい。生臭さは微塵もなく、案外あっさりといける。北海道産、やべえな。
次はちょっと変わり種で、羅臼産たこ頭。
食感は強めで、はじめ「かたいか?」と思ったけれど、これがまた、噛み締めるほどに旨味が口に広がる。美味いたこは美味い。わさびがけっこうきいている。
次は活ほっきざんまい。
まずは炙りから。
……まじかあ。美味すぎるわあ。
食感はふわふわというか、コリコリというか、プリプリというか……、それらが一体になったような感じ。生臭さの欠片もなく、旨味と甘味がじゅわっと溢れる。炙った香りも良くて、いやこんなの食べたことないわ。
さて、生の方はどうかしら。
……はい、美味しい。はいすごい美味しい。
なんだよ、もう、炙らなくても臭みとか全くないじゃん。今まで食べてきたホッキ貝はなんだったんだ、ってくらい美味い。
ひもの軍艦も同様です。びっくり。
香りも旨味も、北海道の海鮮は品がある。
ほんとだわ、レベルが違う。
〆に旬の相盛り軍艦。
真たち(白子)はどうかな。
……これが、本当の白子か……。
今まで食べてきたものと香りが全く違う。クセがなくて爽やかで、とろっと口に広がる旨味。白子が苦手な人でも食べられると思う。別物。
ということは、こちらのあん肝も……?
はい別格。はい絶品。
これも香りが全く違う。なんなの、何でこんなにクセがないのよ。でも風味がないわけではなく、とにかく臭みがない。味も濃いなあ。
北海道は回転寿司もレベルが違う。
マジでした。遥か高みでした。
大満足。