楽しくなければごはんじゃない

食べるの大好き。食いしん坊おじさんの個人的なごはんの記録です。Twitterもやっています。@ksb043

大塚【おにぎり ぼんご】おにぎり(しゃけ、野沢菜、生たらこ) 各¥260+味噌汁(とうふ) ¥180

今日は夜から大塚で仕事。

なかなか来る機会のない駅なので、普段夜は外食しないけれど、これは行くしかない。

 

【鳴龍】か【ぼんご】かで悩みに悩んだ結果、こちらへ。

 

時刻は18時ちょっと過ぎ。

おっ、そんな並んでないじゃん!

と思ったら30分待ちですって。おそろしや。

 

持ち帰りの人もイートインの人も一緒に列に並ぶ。

店内で、の人が少なかったようで、店内には数分で入れた。

 

f:id:kuishinbo-ojisan:20210806232531j:plain

メニュー

 

着席し、取り敢えず注文。

うーん、何にしようかな。

シャケはマストでしょう……、あとは、生たらこと……、卵黄にしよう。

 

「お味噌汁は?」と聞かれたので、反射的に「とうふで」と答えてしまった。まあよし。

 

f:id:kuishinbo-ojisan:20210806232553j:plain

タイムサービスメニュー

 

昼と夜はお得なセットもあるようで。

そう考えると、一番コスパの悪い時間に来たようだ。

 

カウンター席に座り、ひたすらおにぎりを握る職人を眺める。なんか、すげえ。恐ろしいスピードで、当たり前だけれど手作業で、バンバンおにぎりを握っていく。

ていうか、どんだけ注文入ってるんだ。テイクアウトがドンドン処理されていく。

 

おにぎり提供のちょっと前にお味噌汁が提供。

海苔はサービスで別添え。

出汁強めで甘味はほとんどないタイプなんだけれど、角がなく、コクや旨味もしっかりとしていて、なかなか美味しい。しかもおかわり自由。ゆっくり出来る時間があれば良かったなあ。

 

そんなこんなで、26、7分で提供。

 

f:id:kuishinbo-ojisan:20210806232621j:plain

左から生たらこ・野沢菜・しゃけ(各¥260)+味噌汁(とうふ) ¥180(のりはサービス)

 

……野沢菜だな。

卵黄頼んだのに、野沢菜だな……。

まあ、しゃあない。切り替えていこう。

 

しかしこれはなかなかデカい。

お茶碗に一杯分くらいのボリュームがある。

 

外見から中身がわかるよう、最後に上にぎゅっと具が盛られているのが嬉しい。

 

まずはしゃけから。

おお、具がたっぷりだ。

ふわふわのほぐし身が、どこからどう食べても溢れ出てくる。おにぎりそのものの塩気とぶつからない、ほどよい塩梅で一体感を感じる。

でもってご飯もふわふわ。ふわふわなんだけれど、バラバラにならず、握りの技術を感じる。

しっとりとした海苔の風味も良い。

うん、これは美味しいや。

 

次に生たらこ。

これもまた具がたっぷり。

生臭さはなくて、滑らかな生たらこの食感と、しなやかな海苔の食感、はらりとほどけるご飯のちょうど良い固さと、良いコントラストになっている。

塩気もまた非常にバランスが良い。

 

最後に野沢菜

前のふたつと比べると、野沢菜の塩味にエッジがある。ただ、お米の甘味が優しく包み込み、ご飯にのせて食べるのとは全く違い、おにぎりが料理であることをしっかりと認識させられる。

香りが強すぎる事もなくて良い。

 

みっつに共通して驚いたのが、一口目から最後まで、ご飯と具材のバランスに大きな偏りがなかったこと。一口目はご飯ばっかりで、真ん中はしょっぱいみたいなことがなかった。

また、塩加減もまんべんなく、ムラがないのもとても良かった。

 

ボリュームからしても¥260のミニ丼くらいのコスパの良さ。味も良くて、なるほど、並ぶのも納得。

外で買った(食べた)おにぎりの中では、間違いなくトップクラス。

 

満足。

ご馳走さまでした。