実はこのところちょいちょい仕事で上尾に来ている。
にもかかわらず、特にランチを楽しんでいなかったので、ネットで評価の高かったこちらへ。
駅から数分。
入り口の扉がやたら重い。
値上げの痕跡が見てとれる。
うーん……、名前から想像出来ないメニューがちらほら。
ふむふむ。
なるほど。
そう来るか。
えーっと、じゃあ、中華そばで。
やっぱり初回はスタンダードに。
数分で提供。
まずはスープ。
臭みの少ない、優しい甘味の豚骨スープだ。うん、確かに見た目よりはあっさり。何て言うか、素朴な豚骨ラーメンって感じ。
正直、派手さもなければ特徴もそんなにないんだけど、けっこう癖になるかも。美味しい。
次に麺。
「広島風」のイメージ通り、低加水の極細麺。九州の細麺ともまた違うんだよね。スープとの絡みも良く、美味しい。固めの食感ながら、生感が無いのが広島風の良いところ。
具は小ネギ、極細もやし、チャーシュー×2枚。
極細のもやしはしゃきしゃきとして、豆臭さがなく、非常にスープと合う。いっそ麺抜きでもやし山盛りでも良いかも。美味い。
チャーシューはホロホロ食感。なかなか美味しい。
さて、麺がなくなったところで替え玉といこうか。大盛より割高だけれど、どうやら味変が楽しめそうだし、何より固めの食感を楽しみたいので替え玉にしたのだ。
ミックスの意味が良くわからんが……、よし、辛味入りにしよう。
数分で提供。
やや和え玉っぽい感じだけれど、今回はそのまま楽しむことはせず、一気にスープへ投入。けっこう量あるぞ。
辛さはほどほど。唐辛子感強めなので、スープ入れる前にちょっと味見した時は元の味を全部奪っちゃうのではと思ったけれど、いやいやけっこうちゃんと調和している。元々の甘味や旨味もしっかり感じられた。
店主の人柄が出ているような、素朴で暖かみのあるラーメンだった。
ご馳走さまでした。