午後から名古屋へ日帰り出張。
昼食を東京で取るか名古屋まで我慢するか悩んでいたら、すっかり遅くなってしまった。
駅弁を買おうかさらに悩んでいたら、いつの間にかホームまで来てしまっていた。
よし、こういう時はホームでそばを食べよう。
駅チカ、駅ナカ、ホーム上と、駅そばの立地は様々なれど、ホーム上のお店が一番ワクワクするのは私だけだろうか。
券売機を見てみると「カツ煮そば」という魅力的なキーワードが!
迷わず食券を購入。
食券を渡し、待つこと2分ちょっと。
言葉から想像した通りのビジュアル。
まずはカツを一口。
うん、カツ煮だ。カツと玉ねぎが玉子で閉じてある。出汁の甘味もカツ煮のそれ。
グズグズになった衣から、甘めの出汁が口いっぱいに広がっていく。サクサクの衣とは対極にあるこの感じ、良いですねえ。
肉は薄すぎず厚くもなく、パサパサってほどでもないみっしりした食感。良いの良いの、こんなもんで。
次に、カツを避けてそばを啜る。
おや。
カツ煮のせいで甘ったるくなってるのでは、と思ったらそんな事もない。そりゃあ多少は甘味も加わっているのかも知れないが、そばはそばとしてちゃんと楽しめる感じだ。なかなかバランスが良いじゃないか。
ちなみにそばは立ち食いらしいゆるゆる。良いの、良いのよこれが。
「カツ丼もそばも食べたいけれど、両方はちょっと」みたいな時には120点のメニューじゃなかろうか。
満足。